政治・宗教に関しては、トラブルの元なんで言及はしないのですが、数十年に一度の政局の転換点なのでちょっとだけ。
どのような政権になろうと、建前上独裁国家ではないのだから、その選んだ責任は国民に回ってくる。
それは投票を放棄しても同じ。
この後、政権を批判することは容易だけど、その政権を信任してしまった責任を棚上げして言うことはできない。
きちんと政治に向き合わない結果が今後に反映されていくのだとしたら、自分達は、ルドルフ大帝を作り出した市民達の熱狂と同じ立場にいるのかもしれない。
…そんな時代になったことも少々呆れる展開ですけども。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090921/stt0909210324000-n1.htm
教育というのは次世代の国民の基本思想を設定してしまいます、会社ではその調整の為に社員教育で仕事用に再調整するのですが*1、終戦直後真っ黒に塗りつぶされた教科書の存在を知っている人も今は少なくなったと思います。*2
十数年あれば、次世代の思想の矯正は可能です*3、ＧＨＱ*4や諸外国が行っているように新しい思想統制を行う事ができるのが教育でもあります。
隣国の多くの国民が何故、日本を敵視するのかその多くは国策と教育によるものです。*5
どの国の子供も生まれたときは無垢な子供がどう成長するかは、周囲がどう見守っていくかなのですから。生まれついて思想を持ってこの世に出てくるわけではないのですし
海外の教科書は、日本をどのように教えているか？ - 教育ウォッチ | 学びの場.com
某国の子供達が描く怖い絵(一部訳付） - YouTube
韓国の歴史認識に疑問 教科書には事実と異なる「幻の対日戦争」 - ライブドアニュース
そして、隣国の人達の思想もまた多くを知る事で変わっていくものですが、*6その情報を与えないようにしている国もあります。*7
敢えて真実を知ろうとする人は多くありません、日本もまた変わっていくのでしょうけれど他国が日本についてどう教えているのか一度知っておく必要もあるのではないでしょうか？
逆を言えば、そのように教わった子供達が大人となって隣国の対日の意識の大多数を占めていくということです。
そして、自分の子供達がこの後、どう日本と周囲の国々について教えられていくのか…これまでもあまりに無頓着だったのかも知れませんがあからさまな思想改変が見え出すと危険です。
Google*8
http://hamusoku.com/archives/680525.html
http://d.hatena.ne.jp/sionsuzukaze/20091109/1257750661
外国人参政権反対派に答える
個人的には是非以前に憲法第9条すらここまで歪めて適用している現状で*9、これを通すとどうなるか不安でなりませんが…それぞれの立場で都合の良い部分を持ち出して主張し合っている*10現状では無理でしょう。
つまり一度法案を通してしまえばなし崩しに好き勝手に適用してしまうのが現状のこの状態ではダムの決壊へとつながる最初の亀裂となりかねません。
気がついたら自分の国がなくなっていたなんてことのないように政治を注視していく必要があることを忘れると、*11今の状況を生み出した人達と同じように未来の負債を皆さんが背負います。
一人当たり、８５０万*12の借金を皆さん、放置した責任を取って払いましょう。自分の事じゃないと先送りした結果です。
リアルタイム財政赤字カウンター 15
何処へ向かうんでしょうか、この国
些細な兆しが目に見えたときにはもう後戻りができない状況になっているってことは多いのですが、さて、どうなるか…。
小規模な話では、借金抱えた財政破綻した夕張がどういう動きになったかを見ると、もっとも恩恵を被った人が真っ先に逃げ出しましたが…。
夕張市 - Wikipedia
夕張の今～北海道で聞いた恐ろしい話(1/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)
みなさんは自分達も真っ先に逃げ出すつもりなんですか？一体何処へ？
トレーニング・デイ:クロサカタツヤの情報通信インサイト - CNET Japan
事前に自民党はこの状況を看破して国民に警告していた - ニコニコ動画
どちらにしろ、答えは皆さんの前に突きつけられます、一度考えてみる機会なのではないでしょうか？
…どの政党が信頼して投票するではなく、どっちもダメでこの政党よりもまだましと思っている現状は危険だし、実際には政権を取ったら豹変するつもりなのをどうやって明日の未来につないでいくのか。
未来の人々にどれだけの負債を作ってしまうのかその意味を考えないと取り返しがつかなくなりそうです。
既に一政党の利益*13の為に天皇陛下を利用し、自分に反対するなら辞職しろと言論統制が始まりかねない勢いです*14、この政権下で外国人参政権がどのように強行採決されるのか、既に対岸の火事ではなく、自分達の未来に繋がっているという事は忘れてはいけません。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100122-OYT1T00124.htm?from=top…中国に対して、日本を解放すると言ってしまう意味はあまりに危険です。ここで米軍基地問題や中国主席と無理をしても握手を求める意味が見えてきます。
これが皆さんの選んだ政治の結果です、そしてそれを選んだのは投票して信任してしまった人達にあります。
政治家は語る理想を実現させません、彼らは自分の利益をより多く実現させる方法の為に理想を語るだけということをまざまざと見せられたように思います。
「自然は先祖から預かったものではなく、子孫から借りたものである」
バブルで子孫の金を使いまくっちゃいましたからね、日本は…。
一体誰にこの日本の未来を託せば良いのでしょうか？
この国が、恐怖政治や独裁国家とならずにかろうじて民主主義国家であり続けることを切に願わずにはいられません。
その瀬戸際を転げ落ちているのを気付かずにいるだけなのかもしれません。
2010-01-13
政治家も個人も最終的には自分の為に動く、沈みかけた船から皆さんは最後をどのように眺めるつもりなのでしょうか？
まだ、船は沈んでいないし、舵取りも沈みかけた船から水を汲み出す事も出来るはずですが…。*15
それともまだ、タイタニックのように二等船室で氷山がぶつかったことすら知らずに皆、いるのでしょうか？
救命ボートの数も人数分すらないことすら知りもせずに…。
*1:極論ですが、これが軍の教育プログラムになるとマインドコントロールレベルの教育プログラムによる育成が行われます、でないと人を殺すという作業を効率的に行うことはできない為です
*2:お前歳いくつよ？という突っ込みは勘弁、別に戦前生まれでも教育勅語を暗唱させられた世代でもありませんが…資料として調べ始めると止まらなくなるので…。
*3:いくらなんでもいきなりは無理ですが…、それと日本では可能でも、これを中東や他のアジア圏でも成功するかというと、大失敗だったみたいですけど
*4:蛇足ですが、今の日本人のパン食文化は、当時有り余っていたアメリカの小麦消費の為の政策のひとつでもあります、脱脂粉乳に至っては家畜飼料目的であったものを流用しており、あれがトラウマとなって後々牛乳が飲めない人も出たそうです、元々飲料用ではないので当然といえば当然なんですが…、子供時代にパン食になじんでいれば、その後、子供の頃の記憶の刷り込みにより大人になってもパンを食べるようになるということを目的としていました、勿論、給食による栄養失調や食糧事情の改善も意図されていましたが、逆に現代は給食に米食を増やし食料自給率の向上につなげたいという意図もあります、子供の頃の味覚の影響などは、海外のイギリスの例のように食習慣が影響する例もありますが、学校給食などは味覚の矯正が結構行われていたりします。学校給食で味覚音痴になるという人達の懸念もあながち間違いではないと思います。味覚や好みならまだしも、それが国民感情や意識に置き換わるとしたら事は笑い事ではすまないのですが、あまりその辺は気にしていないかもしれませんね、日本ではその辺は冗談で済みますが、海外では教育勅語ばりに叩き込まれている国もあるのですから隣国の国民の反応は当然ともいえます、そのあたりを理解しないと相互理解をしていく妥協点を見出せません
*5:実際に侵略を受けた人達は言うまでも無く実体験によるものです。
*6:サーチナ-searchina.net サーチナ-searchina.net ネット環境自体、中国には規制とフィルターがかかり中国政府にとって都合の悪いサイトは閲覧できません、ですが、ネット環境に接する人達、そして他国を訪れた人達は教わった外国像と実際の姿に戸惑う事も多いようです。そしてそれを比べる手段のない人達はそのまま信じているようですが…。留学された方で中国側からネットでこちらの運営ゲームに参加するだけでも一苦労していましたし…。
*7:日本自体、歴史の時間の割り当て上、試験範囲以外の第二次世界大戦以降を詳しく教えていないのですし、逆に詳しく教えるといろいろ難しい問題に陥るのもわかるのですが…日本が太平洋戦争でアメリカと戦ったことを知らない子供達ってそれっでどうなのよ？とも思いますが…
*8:日本は沖縄を置き去りにした過去を除いて、本土の植民地支配の経験がありませんが、このまま放置すると国内に海外支配の土地の存在を作る事になります、※歴史の選択自体では、北海道は日本に残されなかった可能性も十分にあるのが日本でもあります。既に米軍の占拠があるとしてもさらにこれ以上国内を細分化することは後世に大きな問題を生むことになるでしょう、今回は神風は吹かないのかもしれません。これがこの時代を生きた人たちの選択の結果です。未来の子孫に大きな負債を更に積み上げる事になる責任をどれだけの人が感じているのかはわかりません。 この際、太平洋戦争を含めた日本国民の他国への侵略の賠償責任と何をしてきたかまで遡り、国民自身で自分達の先祖の行動をきちんと見つめなおすところまで理解しなおすのも方法かもしれません。真実の殆どは風化して失われましたが、それでもここで一度振り返り日本の立場を見つめなおす機会としてもよいかもしれませんね。日本は他国を滅ぼした経緯もありますが、その為に国内に他国の植民地を生み出す必要があるのか…まず、様々な事を知るところから、そして一方的に偏向された情報を鵜呑みにせず、自分で調べる必要もあります。私自身の意見も後世の日本人の子孫への利益を守ろうとする一方的な偏向意見である自覚もまたありますので…。過去の歴史の過ちを知りつつなお、それを繰り返すことは愚かな愚行でしかありません、歴史とそれぞれの立場の主張と真実を知り、それを教訓として過ちを正さねば更なる問題を未来に残すことになります、これは他人事にしてよいものではありません。あらゆる問題を政治への無関心で放置してきた結果でもありますが…。
*9:9条改正を論じているのではなく、根幹である憲法の適用がこれだけ歪み、かつ、適用を論じる側もまた、現状を認識しないで憲法を振り回して主張しているような現状で一体何を基準にしているのか自分の利益の為だけに都合の良い部分だけを持ち出している状態で法案がどう適用されるかということに危惧を覚えます
*10:これを真剣に論じている人達はともかく、一度運用する側に預けられるとどうなるかというのが、過去の例を見る限りよい方向に向かっていないのが実際で、それを改善すべき問題があるままに適用しようというのは乱暴でしょう
*11:だからといってデモはともかく暴動や暴力に訴えると、安保の二の舞に…ある程度の年齢の人達は、安保の経験から暴れても無駄、国は変わらないと思っちゃっている人は多い、でもそんな人達が何処に投票したんだか非常に気になりますけども。ただ、その前の世代は世論に押し流されて戦争に突入していったので…すべきことをしなければそれはそれで自分に返って来ることは間違いないのであとは実効性のある手法の問題でしょう。結局政治に食い込んでいくしかないんでしょうけど、その途中で吸い上げられるのがオチってのも…。結局何をやっても変わらないとグダまいてしまうのでは悪循環にループするだけですし…。そう考えて周知されることを期待して事件を起こしたりすると本末転倒なんだけどなぁ…。テロリズムとかはそういうところに繋がっていくのでしょうけど、悲しいかな陳腐な策というのは有効だから多用されるのですし…。
*12:立て続けの大盤振る舞いで一気に増えやがった、けど、それによる景気回復効果もまた是非の問われるところ
*13:民主党の政治家が中国主席と握手する為に、何故、ルールを曲げてまで天皇陛下の謁見をごり押ししなければならないのか…それが必要だったと国民が理解できるような流れでは到底ありません。一体そのような政治目的の利用を躊躇しない人物を信任してよいのかどうか…。
*14:http://hamusoku.com/archives/1878444.html 既に水面下では恐怖政治が進んでいる可能性があります。 もし事実なら今後、民主主義は日本から完全に消え去ります。政局と国はそこまで悪化しているとは思いたくありませんが危険な兆候ではあります。 トリューニヒトの憂国騎士団を思い出しますが、笑い話では既にありません。現実が小説に迫ってきているこの現状は目の前の現実です。
*15:タイタニックの場合ポンプで汲み出しても数分浸水を遅らせるだけという現実が似ていますけれども、まだ船は沈んではいませんし、自力航行出来るぎりぎりのラインです『個人資産と国の借金がほぼ同等』、今後、団塊の世代の貯蓄が国債の購入から、国債の現金化に変わる分水嶺に今あります、つまり、浸水が限界に達する状況にあります。
