https://www.businessinsider.jp/post-232621
かつて山本五十六が極秘裏に、大艦巨砲主義から、航空戦力への転換を、奇襲攻撃でぶつけたのが、かの有名な真珠湾攻撃ですが、勿論米軍もある程度は把握していて、当時の駐留艦隊は大損害ですが、肝心の空母は何故か出払っていて、その後の快進撃の油断からミッドウェイでのターニングポイントと国力の限界と補給の限界から、無計画な侵略戦争は破綻しました。
今回はあまりに世界大戦レベルの戦争が長く75年近くなかった為に核兵器を使うに使えない、同時に国を傾かせるまで潰そうとすると自暴自棄にすると全世界巻き込んでMADエンド、相互確証破壊で人類が死滅してしまうという、勝ち筋が軍事では見えないという非常にややこしい時代ともいえます。
逆をいうとそれ故に第三次世界大戦は、完全勝利が目指せない故に大国であっても迂闊に始めることが出来ない故に北朝鮮をアメリカが手をこまねいている微妙な力関係が存在します。
但しお互いが思い込んだ想定案はあっさり崩れるのもまた、予想しきれない難しい時代でエスカレーションはあっさりいきなり行きかねないのでチキンレースを失敗すると世界滅亡を何十回もできてしまう困った世界とも言えます。
正直、この辺は正確に理解すると発狂やPTSDになりかねませんから、皆、忘れた振りをしています。
8分後に自分達が常に水爆で蒸発してしまう環境で生活していることを意識して生きていたら普通に気が狂います。
なので皆、忘れた振りはしていますが現実にそれはそこにある故に、中国、ロシア、アメリカは、一度押さえ込んだ核兵器の再量産を始めてますので、作った兵器で使わないのは核兵器だけなので、そのうち使うかもしれません。
尚、今は意識は薄れましたが、米ソ連の冷戦状態は、双方のICBMを本気で恐れていて、アメリカの家には普通にお金持ちの家には核シェルターがありました。
イスラエルは常にミサイル攻撃が連日あるので普通にシェルターへの避難が日常化しています。
使わないともったいないで使うような代物ではありませんが起こらないとも言えないのが核戦争です。
ただ、今回は、航空戦力への切り替えから、同じようにドローン兵器への兵器運用が変わってきた為に、多くの戦術が新たに作られる時代となります。
ミサイル万能時代と思ったら、最後にはドックファイトがやっぱり必要で、ファントムに急遽機関砲が搭載されたように、ドローン時代も運用次第で流れがかわります。
ECM、ECCM技術が確立すれば近寄ったドローンはバラバラと落ちて行く時代にこの先はなるかもしれません。
しかし、それが確立するまでは大損害を被ります。
倒しかたの解らない武蔵は無敵状態でしたが、攻略を武蔵で実験出来た大和はあっさりと轟沈してしまったのは攻略法がわからないと攻撃の効果は薄い為です。
次世代の戦争は暫くはお互いの手の内を隠している秘匿兵器だらけでしょうから、暫くは謎の爆発、事故だらけになりそうです。
そういや、中国、アメリカ西海岸も、謎の爆発、停電だらけでしたが、世界は平穏なのか、それとも第三次世界大戦は既に始まっているのか、少なくとも、太平洋戦争と同様のABCD包囲網は作られましたが、今回は機能するのかしないのか
歴史は繰り返すのか、それとも新たな解法を見つけて戦略、戦術の大転換となるのかどうか
ともかくお互いの手の内がわからないうちは、奇襲攻撃での初戦での大損害は双方覚悟することになります。
自衛隊の場合は初戦で全滅するともう立て直せませんが大丈夫なんですかね?
中国空母と米国駆逐艦視認距離へ
双方にらみ合い状態
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021041200608&g=int