TRPGのゲームマスターとして、あらゆる状況をマスタリングする可能性から昔は、あらゆる物に興味を持ち、ある程度リアリティーを持って判定出来るように上部までの判定に必要な部分を調べます。
但し専門家の正確な知識よりは、ある程度ディティールとリアリティーを計れるデータと結果まで、把握できれば、別に研究発表して論文を出す必要はないのですから、ゲームに遊べる範囲で遊ぶ人が『面白い』『わかってる』展開を提示出来れば構いません。
同時にリアルに縛られると、楽しめない部分もあります。
ガンダムは非効率の固まりで、稼働すれば関節が一稼働でぶっ壊れますが、ガンダム修理RPGでもメカニックマニアでやろうとしない限り無視します。
遊びたい人が楽しみたい部分を拡張して自由度とリアリティーの折り合いをつけないと殆どが成り立ちません。
リアルな小説を書くには、8割の真実と2割の(或いは1割の)フィクションを混ぜ合わせると、リアリティーのある臨場感溢れる小説が書けます。
この比率が崩れていくほど荒唐無稽となっていくのですが、最近の現実がフィクションを越えていて、現実離れしていて、数年前の現実と比べても到底現実とは思えません。
恐らくは第二次世界大戦直前の人達も、現実が現実で無くなっていく奇妙な違和感を感じていたと思います。
同時に多くの人はそれに慣れきっていて、現実の延長に普通に自分の予想する未来があると信じて疑って居ませんでした。
最近、使われる事が増えた『正常化バイアス』に陥っているか自分にコンパスを持たない人、異常と正常の見分けが知識と経験がないと難しいものです。
それこそ、人によっては、ひよこの雄雌を見分けるようなものですし、ひよこの見分け方がわからない人も、見分けるのが難しい事を知らない人もいるでしょう。
正常化バイアスの違和感に気付くかどうかは、経験や知識や物に対して疑問を持っている暇すらなければ考える事もしません。
中国人がこのウィルスが蔓延したことも、日本で阻止できないのもそこに理由があります。(あのロシアに日本の防疫対応はカオスだと、笑われるくらいに無様です、まぁかなりの屈辱ですが、実際笑われるようなことをやってるから仕方ありませんが… 各部署板挟みで滅茶苦茶です)
遂にはアメリカから、第二の感染源、船の乗客の安全をこのままでは守れない、見殺しにするくらいなら救済するから迎えにいくと、武漢のチャーター便と同じ扱いにされる始末。
まあ、前例の無いことの対応には官僚はとことん弱いのと、感染は本音では止めるつもりは無い(中国からの渡航を止めなかった)ので、日本はパンデミックリスクを取るつもりのようです。
正直荒療治で、恐ろしいリスクをとったなと思いますが、どのくらい経済リスクになるかわかりませんが、中国同様に国が傾くかも知れません。
アメリカ含めて各国は日本が感染者の実数を中国のように隠蔽している事を見抜いています。
CIAを舐めてはいけませんし、各国、日本との渡航を制限する経済ダメージとリスクを中国との扱い同様に秤にかけています。
少し前の日本が中国に対してしたのと同様に無策が続けば海外は渡航制限をかけます。
中国が原因ですが、日本はまんまと中国の道連れにされたか、その荒療治に乗っかったかのどちらかです。
ともかく、パンデミックは次のフェーズへと移りましたので、予め震災対策を兼ねて少しずつ備蓄、パニック対策をしておきましょう。
マスク同様に買い占めが問題であって適正量が供給されているうちは問題ありません。
リスク管理として対策は致命的になりそうな所から始めてください。
マスク同様にオイルショックのような無意味な買い占めに釣られないように、マスク同様に予め腐らないものは必要量確保しておけば、オークションで高値で買う必要はありません。
断捨離も必要以上は命に関わりますから注意してください。
サプライチェーンが切れたときには致命傷になります。
それと、中国産の低価格品は暫く品薄になりますから、100円ショップを多用している人は、必要数は確保しておきましょう。
但し、買い占めはしないように。
パニック前の冷静な対応と判断が重要です。
40年振りに金が高値となりました、つまり、目端の利く人は、『紙幣が紙屑になる可能性を見抜いています』
日本がではなく、世界的に何処かの国がデフォルトするリスクが無視出来なくなった事を示しています。
どの国がと言うと風説の流布とかめんどくさい事を言われますので、金融恐慌含めて何が起きるか、目端の利く人は、数字から何が起きているのか、それがフェイクなのかを見抜きます。
一般市民にはそれに乗っかって大儲けするのはリスクが高過ぎますから(最悪胴元まで今回はぶっ飛びます)
よく考えて未知の危険に飛び込まないように注意して下さい。
靴磨きの教訓から上手く逃げ切れるつもりの人は敢えて止めはしませんが、リスクは高いです。
本当に、これで近日起こるであろう南海トラフ地震で、どれだけ人災で犠牲者が増えるか考えると恐ろしいです。
殆どの行政機関で対応をまともに考えてるところはまだまだ少ないです、もっとも、それでなくても忙しいのに、起きてもいない事に備えてる暇なんてありませんが…。
そして、その異変に気付いて警告した人は、捕らえられて獄中になったりしました。
今回の中国の医師のように…。
正直、現実世界のバイオハザードは、ゲームのような、Tウィルスもなければ殺人ウィルスでもなければ、核ミサイルで滅菌エンドにもならない…筈です。
同時にゲームとは違い、隔離ベッドで治療を受ける人もいれば、体育館のような場所で死ぬに任せている場所もあれば、薬で眠らせて、生きたまま焼却炉で焼かれるという虐殺行為が行われている可能性もある、現実世界の方が、ハーブや治療薬やインクリボンでやり直せないクソゲー、バグゲーだったりもします。
そんな中でこの先も生きていかないとならないモブとしては、非常に複雑な気分ではあります。
本当に現実の上級プレイヤーが、めんどくさくなって、適当にゲームプレイを始めだしたような違和感を感じています。
正直、そんな人たちはこのクソゲーに飽きてしまったような気もしますが、結構な数、まだ遊んでますので、適当なことをされると普通に遊んでいる人には大迷惑ですので、ちゃんとプレイして欲しいものですがねぇ
敗けの込んだゲームってえてして、ゴーン元会長のように、きちんと終わらせないで無言で逃げたり、リセットしたり、回線切って逃げたりしがちですが、現実のリセットは出来ません。
ゲームを投げ出してゲーム終了を一回しか選べません。
最後まで、きちんと終わらせるプレイヤーって、歴史を見る限り殆ど居ません、大抵はモブの判定で負け判定で引きずり下ろされるんですよね。
現実でありながら、そんな違和感を感じている今日この頃です。