日本の役人は優秀だった筈なんだが、どうにも危機管理能力をその優秀さで発揮していないように見える。
実際、役人が政治家の無策、無能を修正して、政治家がどんなに無能でも、それなりに国家はきちんと回るのが日本だったはず(偏見と過剰評価だったみたいだけど)
ただ、これは、政治家が、自分の好きなように役人の人事権を掌握して忖度を強要した上に、更に都合が悪くなったら切り捨てる事をした為に、全く政治家の言うことを忖度し過ぎて機能しなくなった部分にも由来すると思われる。
つまりは、韓国のように自分の政権維持のために反対勢力を更迭して行政が機能不全に陥っているのに似ている。
結局は、政治家が自浄できるような聖人であればいいが、そんなわけないから、すぐに腐敗していく負の連鎖の表面化が危機管理時に表面化したということ。
腐ったミカンは、ミカン箱すべてを腐らせてしまうということなのかもしれない。
けれど腐りやすいものも、酸度が強すぎて腐らないのもあったり、逆に飛び出したり、摘まみ出されたりとか例外もあるのかもしれないけど。
派閥論理や色々なしがらみを取り持って才能で回すわけではないから、危機管理対応能力が無いのは当然だけど、そもそも、国民がそこまで理解して投票してないから、自分達に跳ね返っているわけだし
すべてにとっても、自業自得なのかも知れない。
少なくともその責任の所在を自分にあるということを国民に理解させられる政治体制であることは、独裁国家よりは非効率でもましだとは言えるかもしれません。
国が滅ぶのは国民が愚かだからとまだ言えますから。
現場の医療従事者や疫学対応できる医療スタッフと、厚労省のチグハグさが、どうにも、旧ソ連の軍人と、政治将校の同じ目的の筈なのに、何故か後ろから銃弾が飛んでくる不穏さを奏でいるような気がしてならない。
結局は、人は権力を持つとどうしても多かれ少なかれ腐敗していくと言うことなのかもしれない。
色々、国として機能不全してるのかもね
全ての状態が無理やり歪に成立させてるから、そのしわ寄せがあらゆる所に発生してるけど、そのパーツ自体を交換も出来ないから、是正は本当に大変
そもそも、機能不全することを予算確保として、是としてるから、ほんと難しいかもしれない