何もしない故に評価の高い総理と呼ばれますが、しっかりと状況を見据えて判断を下すのは確かに多くの場合手遅れになりますが、その分見切り発車でのスタンドプレイの迷走が減るのと見切り発車は準備不足で施策自体が失敗してしまう事も多いので*1長期的展望を見据えた注視自体は間違っていません。
なんだかんだ色々批判は多いですが水面下では対策打ってますし
ただ、国葬、増税への即応は、切り出す施策の裏付けや周囲との調整から必要と追い詰められる言い返せない、反論できない状況を見せつけてしまいます。
支持率が下がるのは仕方ないのでしょうけれど… 果たして替わりはいるのか?
以前起こった、とにかく総理大臣がころころ変わるそんな時代に戻るのか?
イギリスみたいな『とりあえず首相なってみたかったらウケのいいこと言ってみたけど駄目だった』みたいな事に日本が再び陥るのか?
台湾有事をまじかに控えてそれでよいのか?
もう誰かに丸投げして押し付けてしまった方が楽なのか? 周囲は問題ばっかりかくして登庁するし… みたいに思えなくもありませんが、国民の事を考えているのかどうか、国民は目先の利益しか見えませんから、如何に長期的にだますか?
政治家の政治家たる本分をもった政治家は上に上がれない仕組みの日本だからこそ起こる問題なのかもしれません。
総理になって利権は欲しいけど、難局をさばける自信も派閥もない…そんなグダグダに凶弾に倒れて内部崩壊も見えなくもありません
あんまり簡単に人気だけで総理なれたら、国を売国されてしまうのもありますけども…
誰の為の日本国なのか、本当に限られたパイの取り合いを『日本人抜きで』始まってるようにも見えなくもありません。
一致団結するには、先進国で一番他人を助けない国民感情のこの国が果たして難局を乗り越えられるのか?
恐らくは犠牲者を生贄にしてとりあえず先送りする未来なのではないでしょうか?
インフレ目標は達成したのですから、後は経営者に雇用者の賃金をあげさせるだけなんですが… その力量はどうにもまったく見えてきません。
ここで内部留保に対する課税が出来ない時点でどっちを向いて政治家をしているかがわかるのですが、まぁ、あと三年は好き放題して逃げる気満々、そのうち大失態の上に、解散総選挙に追い込まれて惨敗という事になるかもしれません。
ただ、民主党の悪夢の再来で政権交代したら更に悪くなったとか、減税するとか言った野党がまったく政権とってもまともに出来ないはよくある事で、与党ですら『10年消費税は上げない』で政権取って掌返しですから支持率落ちるのは仕方ありません。
いうだけで給料上げられるなら苦労しませんが、同時に『ブラック企業でないと会社が存続しない』体制ってのもどうかとも思いますけども…。
国民というのは官僚と公務員、会社の献金してくる企業だけを国民と思ってるというのもあります。
とはいえ経済を回すのに企業が回らないと話にならないという問題も併行してありますけども…。
前政権のブレイン同様、自分は決して批判も受けないし断頭台に上がらないと豪語する国民感情が理解できない人達が中枢にいるようでは、本当にこの先、国民の支持を得られるのでしょうか?
国民の要望は多くの場合、国政にとっては間違いです。
しかし、国民を飢えさせない、この最低限の事を出来ない政治家が国を運営した場合、歴史上ほとんどが国家が転覆しています。
日本が貧乏になっている現状、政治家は理解していませんが、かなり危ない領域まで国民実質の経済所得は落ち込んでいます。
多分、気付いた時には最早手遅れになるかと思います。
有事と経済を同時に達成はほぼ不可能ですが、果たしてどうこの先を日本の舵を切るのか? 国民全体が経済危機を乗り越える体力がない状態でどうなっていくのでしょう?
この辺は、麻生さんの祖父、吉田茂が経済危機をどう乗り切ったか(大混乱でしたが)
もう一度考えてみるべきではないでしょうか?
但し、一生恨まれるし、その生涯でその行為を理解はされないと思いますけども…。
そんな気概のある政治家はもうどこにもいないとは思いますけども
https://www.moeasia.net/archives/49711607.html
財務省にやられたらやり返す、こういう人もいます。
というか、こう言う人がいないと本当に日本が終わる、官庁の権益で動いてる自分の利権だけ考えてるのは押さえ込めないと有事が近いから本当に、大本営の利権争いで、日本が負けます。
戦う相手は敵ではなく身内とかが派閥や官僚には多いからその辺どこまで何とか出来るのかがこの先の日本の命運を決めそう。
大本営は国が滅ぶときに、玉音放送まで奪って利権を守ろうとしました、その日本の悪しき伝統は現在の政治家や官僚に脈々と受け継がれています。
国がどうなろうと自分の省庁の利権を滅ぶまで守る、これは敗戦しても変わらんのよね、マジに…。