被告は手紙の中で、ウトロと愛知での事件への関与を認め、動機をつづっていた。背景として挙げたのは、新型コロナウイルス感染症の影響と、それに対する行政の対応だ。コロナによる就職難と、国による支援制度の不十分さが影響しているのだという。「最低保障であるはずの生活保護すら役所に断られる方が大勢いる中で、日本国籍を持たない在日外国人を変わらず援助し続ける様態に、どれほどの方が不快感を抱いていたことか、当時のネットの声の数々を見た限りでも想像を絶した」と持論を展開していた。
自国民より外国人が優遇される社会…それが間違っているのか?
社会の歪みが限界を超えるとこのような犯罪が発生します。
これから日本は右肩下がりの経済成長と福祉の限界を迎えるのでより犯罪は増えていくでしょう、自国民を救わず外国人を救う… その見識自体が間違っていますが、しかし、飢えと貧困に置かれた人の視野狭窄は何かにぶつけないと気が済まなくなれば凶行に走ります。
本当はそこに原因がなくても人は自分の境遇の原因となった相手と決めつければ凶行に及ぶことができます。
ネットの中傷もそうですが事実と違っても自分がそう感じれば、批判の先の事実はしばしば無視されます。
豊かさを失った日本はこれからこのような事はもっと増えていくでしょう。
小さくなっていくパイの取り分はこの先減っていくしかないのですから…。
日本が誰の為の国なのか、それは自分達が選んだ政治家の答えなのですから、それを許したのも自分達という事になります。
声を上げないまま、政治はいつのまにここまで歪んでしまったのでしょうか?