実際の台湾有事にはいくつものハードルがあります。
中国が実際に追い詰められなければ愚策として行わない公算は高いです。
しかし、では、過去、太平洋戦争等勝てないのに挑んだ戦争は起こらない筈です。
冷静なら勝てない戦争は起きません、ですが勝手に起こされます。
相手の都合に合わせて待ってくれる戦争など古今東西見当たりません。
現在、アメリカのバイデン大統領が、チェンバレン級の世界大戦に導く無能大統領と言われる所以でもあります。
しかし、世界大戦が一年遅れれば、それによって生死が変わった人もいるかもしれません、功罪は過去の結果から予測しきれない部分もまたあります。
外交で戦争を回避する事は重要な事です。
戦争は外交の最も悪しき延長線上に存在します、ですから回避される戦争は回避されるべきです。
結果的に世界大戦が起きるとしても…。
但し、それが国益に本当にかなうのかそれはまた別問題です。
ロシアのウクライナ侵攻やチベット、ウイグルの虐殺の黙認、香港の事実上の約束破りの侵略制圧等、イギリスはカンカンですが、では、それで中国と開戦となっているかというと現状、状況が劣悪になっていくものの戦争には至っていません。
ナチスドイツ同様、将来的に世界を滅ぼす事になるとうすうすわかっていてもだから危険だから滅ぼすべきとはなりません。
故に戦争は侵略側の準備万端状態から始まります、そうなると中国の準備万端はいつか?となると、数年先ですが、北京オリンピックの後、あるいは北京オリンピックが頓挫すればなし崩し的に凶行に及ぶ可能性はゼロではありません。
そのまま核戦争になってしまうと世界が終わってしまいますが…。
問題はきんぺーは既に冷静ではないという点が問題となります。
『中国の為であれば、きんぺーがその独裁者から降りるのが国益としては最善』とは、中国人民、諸外国どちらも、これまでの迷走、自由のはく奪から見ても明らかですが、北朝鮮の国民が指導者を批判出来ないように、そのような事をすれば政治の表舞台からも国民としても存在が許されない段階まで既に来ています。
元から恐怖政治ですが、戦争準備と言えますが、思想弾圧が顕著なのと、反対勢力が行方不明となっていますから、きんぺー政権の盤石化を進める程、国家が衰退していくという悪循環がどんどん進んでいます。
中途半端に資本主義の経済的自由を一度得てから、中国文化大革命のような粛清が始まっている中国に住んでいる人民は気が気ではないでしょう。
何が理由で(新型コロナ等)いきなり虐殺が起こるかわからない情勢です。
新型コロナ以外にも様々なウイルスが漏洩しているという情報もありますが、実際問題情報統制で流れてきていませんが、事実なら渡航者経由でそれがいずれは表面化するのかもしれません。
とはいえ、アウシュビッツでの虐殺を連合軍は知っていても、人道的に問題があっても、早期奪還はその解放したユダヤ人の保護する余力がないために先送りになったという事実からも、人民を解放して全力で支援する他所の国家等はありえません。
なんとか自己自浄でまともに経済活動だけしている(勿論、欧州に利益だけ、それ以外よけいなものは持ちまない)昔に戻って欲しいというのが諸外国の勝手な理屈で今に至ります。
果たしてこのバランスがどう崩されるのか、敢えて崩そうとしていますが、その弊害が欧州や欧米に来ないまま、利益だけ得たいという本音が見え隠れする第三次世界大戦となるのかもしれません。
台湾や日本は戦火に染まるかもしれませんが…。
同時にロシアは火事場泥棒なので大人しくしていないと思います。
来年以降、危険な火遊びで世界は混乱に至るかどうか、新年早々、ロシアは強硬姿勢ですし、アメリカに戦線を両方同時に開く余裕があるのかどうか?
起こらないのが一番ですが、果たしてアメリカは世界の覇者の座から結果的に降りてしまい中国の勝利宣言で終わるのかどうか?
どっちにしろ自滅しそうですが、結果、日本はどこまで火の粉が降り注ぐのか、かなり大変な一年になりそうです。
しかし、ロシアの強気といい、1938年位の情勢になってませんかね?
何もなく2022年を迎え、過ごしたいものですね。
人がもし、歴史に学ばずに愚かであれば、歴史は繰り返すでしょう…恐らく
しかし、核戦争は人類はまだ経験していません、しかし、中国共産党は既に想定内というのが非常にはた迷惑な国だったりします。
ソ連やアメリカの二国時代のキューバ危機のように今回は回避できないかもしれないという気がするのでそこが恐ろしいです。
人類が増えすぎたと考えてるのが結構いそうなのがねぇ…。
(実際に、人民解放軍の軍事論文にはその手の主張が結構あったりします)