ドラマ、ハゲタカで家族の人生を狂わせたのは短期の借入金だった筈の200万円で家族が自殺してしまう事に…。
人の命は200万円の価値なのでしょうか?
そんなはずはないのに、実際にはそうなってしまうのが借金の恐ろしいところです。
残務整理の前に安易な『借金に見せかけない借入金』の存在に気付くことが大切です。
新生活を踏み出すのに何かと出費がかかるのに、ついついリボ払いでカードを使ってしまいます。
カード会社は、リボ払いの金利の高さをリボ払いにするとポイントが付く等とお得感を出していますが、複利の金利は非常に恐ろしいものです。
リボ払いの金利は多くの場合14~15%
サラ金の金利にかなり近いものです。
問題は実際には支払い額が一定な為に、残債が積み上がっていき、支払いが収入を上回って破綻状態に早めに来てしまうというのが問題です。
さて、では金利15%だと、幾ら借金すると返済不能になるのでしょうか?
実際は少額を借りているうちには気付きません。
問題はリボ払いは返済をしていても金利の支払いだけで、借入金の返済と殆どなっていないのが問題だったりします。
実は五人に一人が、たった200万円の返済を返済不能となり自己破産しています。
https://keisan.casio.jp/exec/user/1351517634
https://www.jcb.co.jp/service/payment/pop/shopping-revolving-simulation.html?pram=searchsim
金利計算シミュレーション
200万円借りると、一万円返済だと実に16年間以上の期間が必要で50万円以上の金利を払うことになります。
問題は一度にこのような借り方はしないでしょうし、少額の積み重なりが実際には多重債務に陥りやすいのが問題です。
コロナ下で安易に金利の高いローンをしてしまうと多重債務者になりがちなので注意が必要です。
そして、多くのカード会社やどこぞのフリマですら、名前を変えて高金利の返済ローンを使って貰おうとしています。
少額のうちはわかりませんが、債務を重ねると支払いは急に苦しくなるので、『金利計算を理解できないとご利用を計画的に出来ません』
そもそも、これだけの高金利のローンを組んでしまう事自体がハイリスクです。
急場を凌ぐ借金は急ぎ必要、欲しい物があるからと使いがちですが、支払い計算を出来ないとあっという間に多重債務者になりますので、良く考えたら使わない筈です、冷静になりましょう。
欲しい物が長期支払いでは非常に高い品となってしまう場合もあることを理解しましょう。