https://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/2009/07/news093.html
毎回全体では、大赤字を出すメルカリ界隈だが、今回は、大赤字の海外市場の流れが変わったのと、メルペイの利用価値がドコモとのタイアップで、スマート払いから、ドコモのD払いに切り替わることでキャッシュフローが変わりそう。
スマート払いは、簡易的なクレジット(信用払い)の為に貸し倒れも当然見込む必要がある。
殆ど審査らしい審査なしで数千円~20万円程度のクレジット予審と似たクレジットと似た形式を持たせるのは太っ腹ではあるが、本来はそこからの手数料がクレジット金利は、リボ払い同様超美味しいという部分も言える、実際、クレジットで、リボ払いを設定して実際に使っている人は、ファイナンシャル的に金利計算が苦手な人と言っていい。
リボ払いを定期利用するなら、一度、ファイナンシャルプランナーの有資格者と話をして、今後のライフプランと支払い計画を再構築しないと、後年多重債務者になりかねませんのでご注意下さい。
学校で複利計算や金利計算を教えないから、リボ払いがどれだけ悪辣か理解しないで使ってるんだとは思いますが…。
さて、話を戻します、近年のpaypayのキャシュレスの首位は取り敢えず動かなさそうです、当然そうなれば、ユーザーが多いは、対応する店舗も対応する必要から首位を固める事になります。
ただ、意外と店舗側の手数料に不満があるようでキャンペーン以降、手数料不満から、キャシュレス化を進めたい政府の思惑通り行くかどうかは今後の動静を見守る必要がありそうです。
一強体制が確定されればキャシュレスの主要システムとして巨額の資金が動くことになりますが、日本は災害国家なので、停電時のキャシュレスは、致命傷なので、現金も中国と違い偽造がほぼないのと、偽造を他人に押し付けるのではなく回収するので、中国のような現金不安が寧ろないので、キャシュレスがいまいち進行しない、寧ろ現金の方が安全という逆転現象も存在しますが、今回の新型コロナは、キャシュレスを後押しする追い風となっています。
非接触通貨は、新型コロナの衛生上、非常に有効だからです。
追い風なのに、どこまでそれをうまく活用してシェアを不動の物とできるのか?
なかなか思い通りには中国とは違う現金の日本ゆえの優秀さが立ち塞がりそうです。
クレジットは、足が付きやすいのと、結局、実販売店舗から、手数料をせしめるのが目的なので、小さい店舗程、手数料負担が商売の邪魔なのが、本音です。
実際、国がキャシュレスをすすめたいのは、横行している現金取引による脱税を証拠を押さえるためとも言えますので、きちんと納めない脱税対策に二重帳簿をする企業に証拠を残させる為とも言えます。
現金は中国のように偽造さえなければ、キャシュそのもののために、実業の店舗にとっては、すぐに仕入れに使える最強のお金の為に現金は最強です。
クレジットは、ユーザーの支払いから、実際に振り込まれるまでに、タイムラグがある上に、手数料まで、取られる為に、本当は現金購入者が、商品金額にクレジット払い分を上乗せ設定価格にされて支払っているのが実情です。
その辺は、クレジット払いが現金払いよりもポイントが付かなかったりするのはその辺の不満の補正です。
ただ、小店舗は一律、現金払いにクレジット支払い分を平均化して値上げでペイさせるしかないのが実際のところです。
中国は、偽札が横行しています、中国の国家の信用の無さと、偽札を掴まされたら、偽札を掴まされた人が損失を被る為に、電子通貨が国の貨幣が信用出来ないが為に進化したというお国柄の経緯があります。
現金最強の日本では、何故、実販店舗が、クレジット会社を儲けをわざわざ中抜きされなければならないの?という素朴な疑問が出てくるために、スムーズに導入が進みません。
どの業種も、中間搾取が美味しいので首を突っ込みたいところですが、カード会社同様、個人情報、リスク、買掛金をカバーできるだけの資金力とセキュリティの維持が必要になるため、中途半端な対応だとカードを持ってもらえません。
paypayが、どこまで、日本自体の現金の信用力の高さ故の現金の強さに食い込めるのか、今後の動向を見守りたい所です。
メルペイは、二番じゃダメなんですか?(普通は一番以外は主導権を失います)の何処かのフレーズを本当に正解にしてしまうアプローチをしているように見えます。
正確には、キャシュレスシステムとして、メインではなく、別方向での利便性でメインであれば、結果的に利益が出るという、主導権を握ろうとするのではなく、顧客満足度から、最終的に使いやすさでシェアを伸ばせば利益が出るという基本ゆえに強いスタンスなのが、ダークホース的におっかなさを持っています。
そこにドコモのDポイントが組合わさるのは、Dポイントが、他のキャシュレスやポイントシステムが迷走している中に、なにやら別方向にポイント業界に主導権を握りそうな勢いです。
携帯電話は、大手三者+1、一社参入微妙、一社本業はともかく色々ファーウェイがらみで設備関連見直しでアメリカから完全に敵対勢力扱いで5G基軸に乗り遅れそうな黄色信号状態です、そうなると、巨大通信事業者は、その通信費が二者で分けあうことになります、料金、バージョンの優先性からも二強?になりそうな雲行きですが、さて、菅総理(気が早い)の携帯料金値下げ構想で、どう引っ掻き回されるのか、なかなか、こちらも波乱がありそうです。
果たして、ピンチをチャンスに出来るかどうか…。
そんななか、Dポイントとの融合です、それ自体は、ドコモが落とす巨大なドコモポイントがメルカリに落ちてきてどうなるかなのですが、メルペイとメルカリの決済は、不要品処分とは別方向に、他のSNSが、持ってない決済システムの変わりとして、擬似的に機能していきそうな雰囲気です。
勿論、本来の仕組みではないので、トラブルも起きそうな(実際起きてる)雰囲気ですが
ユーザー間のメルペイでのポイント移動による、お金の移動も簡単にできてしまうようになった為に、一部お金の移動が、10万円までの小規模移動なら手数料なしで出来てしまう。
(出金が現金化するなら手数料発生、決済にポイントで行うなら、手数料は発生しない)
銀行の変わりに小規模のアンダーグランドな預金移動なら、出来てしまう怪しさがあります。
既に潜在的に、1000万、日本の十分の一の顧客データが存在し、口座間の無料資金移動が出来るのは現時点で恐ろしく利便性を持ちうるシステムに化けます、ドコモの顧客ともある程度は合致しそうですし。
株式や証券取引層と完全合致はしませんが株主優待類も売りに出ますからゼロでは無いようです。
実際、中国等への資金移動は、仲介業者がアンダーグランドでやっていますが、小規模なら国内口座内であれば、少額移動なら簡単にできてしまいます。
勿論電子取引なので、記録が残るので足は簡単についてしまうので、アンダーグランド用にはならないでしょうが、これまで、ネットでの個人での超少額の賽銭機能が全く日本では定着していませんでしたが、流れが定着すれば、この辺も変わってくるのかもしれません。
中国では、ホームレスが恵んで貰うのも、QRコードですし、この少額移動がメジャーになると、日常とネット取引の賽銭的な小さな取引や、移動がより流動性、利便性が高まってくるかもしれません。
この凄まじい所は、その少額移動は、決済や使用されるまでは、決済システムにお金がプールされるという点です。
多くのポイントシステムやチャージシステムは、チャージされて実際に使用されるまでは、回転差資金として決済業者が資金を持てるという点です。
paypayがキャシュレスで主導権を握るとして、手数料の壁で頓挫するかどうか、メルペイは、どこまでアンダーグランドに資金を集めて行くのか、違った方向性でそれぞれ進んでいくのかもしれません。
メルペイ、暗黒面に最強になっていくのではあるまいか?
現在銀行は、個人からの預金の運用では利益が出ないために、取引手数料で凌いでいます、本来は企業に貸し付けて利息をとるのが商売ですが、低金利のご時世、晴れた日に傘を貸し付けて、雨が降ると取り上げるやり方では、不良債権しか集まりません。
そして、少額の預金移動は、キャシユレス決済のオプションで無料でされてしまうと銀行の存在意義が殆ど無くなってしまいます。
銀行は預金を集めても運用出来ず、キャシユレス業者は、回転差資金として潤沢に運用しはじめると、この先、色々と運用が変わってくるのかもしれません。
…なんか、別の意味で地方銀行をぶっ潰しそうな流れになってるのが怖い。
勿論、ゲームシナリオ用のネタですので、本気にしないようにね(棒読み)