ジークス島戦記ロストクロニクル

最近は軍事や時事関連多いですが、別の世界線の話と言うことになってるので本気になさらず(念のため ※TRPG用資料で判定処理の為)

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  ジークス島戦記ロストクロニクルって?

 SOS2(スクリプトオブサーガ)というブラウザRPGを、『時間が合わない、時間が取れない、メンバーがいない』等、TRPGを遊ぶになかなか条件がそろわない人、そして、TRPGって何?という方まで、

『冒険者になりきって冒険世界を楽しもう!』という趣旨で展開されるファンタジーRPGシステムです。 ALFRED-SYSTEM自体は、その時代の可能なメディアでファンタジー世界を構築して楽しもうという趣旨で運営されるゲームシステムです。  ジークス島戦記自体は、多くの媒体で遊ばれましたが、CGIで運営されるのが、ロストクロニクルとなります。

参加料金はありません、『他の参加者と協調して楽しむ事ができる事が参加資格』、
趣味で運営しておりますので、同じ卓に集まった仲間とわいわいやれる場所を提供できればいいなと思っております。

もちろん、遊ぶにはお互いが楽しむ為の礼儀やマナーは身につけてね? ジークス島戦記ロストクロニクル

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正常性バイアスという病

今回、千葉県の停電を明日は我が身ととらえている人はどれだけいるでしょうか?

北海道ブラックアウトを見て、明日自分のところが同じようになると思った千葉の人は十分な対策をしていた筈ですが、報道を見る限り、やはり現実には自分のところには起こらないと、根拠のない予想で殆ど対策を取っていなかったと思います。

 

同時に愚かにもダイエットCMのように、これが必要、効果があると報道されたその翌日だけは、我先に飛びついて、その次の日には三日坊主になります、三日すら持たなかったりします、継続が大切な事も一杯あります。

 

こういう時は、マーフィの法則を思い出します、『もし、そうなる可能性が僅かでもあるなら、物事は必ずそうなる』、

 

悪くなる可能性のあるものは、必ず悪くなる
Anything that can go wrong will go wrong

 

確率はゼロでなければ、いつか必ず起こる(それが明日かも、何十年後か、何億年後かはわかりません、何億年後なら、それは事実上ゼロです)

なので、極論すれば地球は太陽の膨張に飲み込まれますので、何百憶年後には人類は絶滅します。その前に結構、近いうちに別の理由で絶滅してるかもしれませんが…。

とまぁ、マクロでとらえれば起きない事象を心配しても仕方がないという見方が出来ますが、筆者は、南海トラフがもし起きたときには、行政はもっとグダグダな対応しかできない、最低三日から一週間は自力で生き延びられないと本当に死ぬ

 

…と再確信しました。

北海道のブラックアウトは冬場でなかったので極少人数の死者で収まりましたが、冬場であれば相当数の死者が出ていました。

南海トラフ、首都直下型大地震は、数十年後内に高確率で起きるとわかっていて、それでいて行政の対応能力はこの程度です。

 

一度、震災でのサバイバルについて、もう一度、考え直すべきと思います。

これが勿論千葉の方には早急に対処しなければならない現状の問題ですが、想定外の災害に行政はまったく対応能力がないという実証でもあります。

 

その時、誰が自分を救ってくれるのか…自分しかおりませんし、同時に備蓄は暴徒によって略奪されます、本当の大震災の場合、助け合いも重要ですが、同時に生き残る為のカルネアデスの板の状況も起こります。*1

備蓄、脱出、帰宅困難、サバイバル、行政の治安回復までの自己防衛、よく考えて、起きるであろう震災に備えてください。

 

…それは明日かもしれないのです。

(但し、仰々しくそろえた物資は確率論上大抵は無駄になります)

 

北海道はDIYやアウトドア上等な人も多いので、震災停電をアウトドアで楽しく乗り切った人も多いです、千葉の方に同じことを求めるのはとても無理ですが、隣人との協力と行政の支援と情報発信とそのまとめを、復旧した側が行う事で多くの救済が可能です、すぐそばに電力の復旧した側があるのが今回の特徴ですので、地域密着型の情報共有とそのまとめと行政の連携が、今後の震災対応として求められることと、千葉で困っている事は、この先、自分の地域で起きる事という意識は身に着けてください。

 

恐らくそれが生死を分ける事になります。

災害を経験して備蓄の大切さや必要性を痛感します、実体験をしなければわかりませんが、実体験した時に準備していないと命に関わります。

 

災害ではトリアージが行われます、大を生かす為には、その時点では生きていても救済の見込みがなければ見捨てる決断も行政…特に医療には必要になります(大抵は対処不足で非難される内容ですし、最初から白旗上げるのは切り捨てられる方はたまったものではありませんが)

 

通常は救える命が、大災害では救えないのが現実です、この為、初期予防として、ケガや災害を最大化させない、最小化させる対策が自分の命を将来的に救います。

(落下物対策、固定、避難路の確保、浸水によるドアの水圧で開かない場合の脱出路、脱出路構築の為の道具の定物定位化、車の浸水時の脱出工具の配置、シートベルト切断工具の常備、車の発電機化の為の100v変換器等…あれば命を救う、実際にはほぼ使わない道具というのは沢山あります、しかし、確率が50%を超えればまず、それは起こると考えるべきです)

 

行政は責任問題と、膠着化と前例がないため、実際にはその決断が出来ずに、全てを救おうとして、誰も救えない状態で行政の災害救済は崩壊するのが大災害です。

一方には無駄に見えても意味がある事があります(物資が不足して物資があるのにある分だけを一部に渡さない等⇒渡すと暴動が起きます)

ただ、これを被災者が見ると、行政の怠慢に見えます。

 

真実は一つだけではありません、事実は一つですが…この為、間違いなく言えるのは、自分の身は自分で守れる範囲は守らないと、行政の救援を期待していると死んでしまうのが大災害です。

 

よく考えて無理のない備蓄シフトへの移行をお勧めします。

無駄にする必要は決してありません。

 

尚、東電は北海道電力がどんな対応をしてどんな目にあったのか、それを教訓にして対応しているとは思えませんが、同時に必死に対応しているのも事実です、現場は復旧に昼夜を問わず対応していますので、対応能力采配の問題は非難されるべきことかもしれませんが、現場を非難中傷して作業を遅らせるような本末転倒な事だけは行わないでください。

北海道でのブラックアウトでは、苦情対応で本来の必要な電話応対が行えず、必要な人材が作業を行えない状態にもなっていました、苦しいのは被災者も現場も同様に復旧に向けて行動している事だけは忘れないでください。

 

110番通報、119番通報と同じで、本当に必要な通報が何かを判断できることが重要です、少なくとも黙って救援を待つことが正しいわけではなく、非常時には声を上げて周囲と連絡を取る事が必要です、同時に、行政の不備を喚いてもその時点では間に合いません、次の選挙なり、次回災害対策なり検討してください、現状とその先、今、何ができるかを考える事、行動する事が大切です。

 

断捨離がブームですが、命を捨てる断捨離だけはしないようにしてください。

 

 

 

*1:阪神淡路大震災の際には、あまりの広範囲の地震被害に救助が間に合わず、その後の火災から逃げ出せずに多くの死傷者が出ました。その教訓から多くの災害救助の手法とツール、救助に至る為の科学的なアプローチとシステムが考案され、その後の災害に生かされています 海外では致命傷になる大災害が何故か日本では直ぐに復旧出来るのはこれ迄の犠牲によって培われた経験とノウハウが行かされています、しかし、自分がその為の人柱になる必要はありません、そうならないための対策を心掛けましょう