SSDやメモリ等が結構暴落してますので、古いジャンクノートやPCを改造して、見た目とは別のそこそこのPCを作るのが結構趣味になりつつあります、大してパーツ代もかかりませんので、定期的に作っては欲しい人に没収されてしまうのですが、今回は、ガラクタという名のジャンク品が転がってましたので、内部をばらして生まれ変わらせようと思ったのですが、最初からやな予感…。
まず、どこのメーカーかもわからないロゴもない、OSのシールも貼ってない。
逆にロゴがない分すっきりしていて改造するには面白いノートでした、IPSの14インチ、CPUが、Intel Atom® x5-Z8350、メモリが2G、eMMC、32G…これでわかる人はわかる筈、ドン・キホーテの、ストイックPC、MUGAでした。
MUGA ストイックPC2|家電|商品紹介|ドン・キホーテのプライベートブランド(PB)「情熱価格」|驚安の殿堂 ドン・キホーテ
ドン・キホーテの1万9800円激安ノート「MUGA ストイックPC」を買ってみた:旅人目線のデジタルレポ 中山智 - Engadget 日本版
ドンキ MUGA ストイックPCの実機レビュー/メリット・デメリット - the比較
正直、ガラクタとしてジャンクを分解改造で手に入れたのですが、19800円ではとてもではないですが、購入は私はしません、まず、メモリが2Gってのは、最低4Gは欲しいですし、eMMCも64Gは欲しい、実際、19800円代でそれくらいで他で出しているところもありますし…。
更にジャンクというかガラクタ扱いになってたのは、OSを初期化してクリアインストールすると、ドライバが認識しないのが出まくりなので敷居が高いどころか一度、トラブったらそのまま廃品になってしまいかねない(メーカーでは修理扱いだそうです)、とんでもない問題児なので、安いからと買うと、値段狙いの初心者だと一度不安定になるとそのままゴミになるという問題商品でした。(後述しますが、復旧方法はあります)
他の方もばらしてますが、メモリもCPUもeMMCも貼り付けなので改造の余地がまったくありません。
正直、ゴミとして売る側も復旧に失敗して途方にくれたようでゴミ処分価格でジャンクになってたので、IPS14インチはキレイだよねと、NASの動画や漫画を読んだり、出先での確認用にちょっとしたこと以上は出来ないのを覚悟して使う用にでもと、中を調べてみましたが…。
KBM14HD | 恵安株式会社慶安のKBM14HDをスペックダウンして販売している品のようです。
問題は、KBM14HDもドライバをネットに上げていない、どうりで復旧に失敗してごみ処分にしていたわけです。
ドライバが入らないと、WIFI、ブルートゥース、スピーカーが鳴らないなどの致命的な問題となります、更に、有線LANを直接は繋げませんので、トラブルの状態によってはお手上げになります、そもそもeMMCが、32Gでは、Windows10のアップデートだけでいっぱいになってしまう有様です。
結論から言うと、このままではお手上げです、ドライバをどっかから無理やり持ってこないと話になりません。
恵安 WiZbook KBM14HD ドライバのインストール ( パソコン ) - MEGASSA!! - Yahoo!ブログ
ACPI\INT33FE download driver for Windows 10 x64
こちらのブログに書かれているドライバを自動で検索、復旧をかけてなんとかドライバを割り当てました。
分解しても、どこもいじれないので面白くないのですが、まぁ、ガラクタが復旧出来たという事で諦めるしかないようです。
結局、羊の皮をかぶった狼を作ろうとしてゴミを拾ったら、復旧は出来たもののただの駄犬でしたというオチでした。
ただ、軽いし、ドライブはついていないのと、IPS液晶、USB3も一応ついているので、何かを再生させたり見たりするだけのブラウジング等だけに活用するなら我慢して使えなくもない程度の品です、19800円払うなら、もっと換装可能な品を買った方がいいとは思います。
一応、ドンキノートをジャンクで手に入れて途方に暮れた人には、簡単な復旧方法として自分用にメモを残しておきます。
割り切って使うしかないですが、軽いので、ちょっとしたことにしか使えませんが、そういう使い方にのみ、使うにはありかもしれません、19800円では私は買いませんけども(結構、発売時期は品切れしたみたいですけども…)せめて、メモリ増設か変更、eMMCの交換ができればまだ何とかなったかもしれませんけどねぇ