ジークス島戦記ロストクロニクル

最近は軍事や時事関連多いですが、別の世界線の話と言うことになってるので本気になさらず(念のため ※TRPG用資料で判定処理の為)

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  ジークス島戦記ロストクロニクルって?

 SOS2(スクリプトオブサーガ)というブラウザRPGを、『時間が合わない、時間が取れない、メンバーがいない』等、TRPGを遊ぶになかなか条件がそろわない人、そして、TRPGって何?という方まで、

『冒険者になりきって冒険世界を楽しもう!』という趣旨で展開されるファンタジーRPGシステムです。 ALFRED-SYSTEM自体は、その時代の可能なメディアでファンタジー世界を構築して楽しもうという趣旨で運営されるゲームシステムです。  ジークス島戦記自体は、多くの媒体で遊ばれましたが、CGIで運営されるのが、ロストクロニクルとなります。

参加料金はありません、『他の参加者と協調して楽しむ事ができる事が参加資格』、
趣味で運営しておりますので、同じ卓に集まった仲間とわいわいやれる場所を提供できればいいなと思っております。

もちろん、遊ぶにはお互いが楽しむ為の礼儀やマナーは身につけてね? ジークス島戦記ロストクロニクル

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韓国企業のロードス島戦記は、拝金主義の夢を見るか? 2月16日より正式オープン 運営評価は『バグゲー』

ネオクラシックMMORPG ロードス島戦記オンライン |Pmang公式(ゲームオン運営)

紹介記事30年の時を経て,新たな「ロードス島」の歴史が幕開く。プレミアムクローズドβテストで体験した「ロードス島オンライン」のプレイインプレッション - 4Gamer.net

…主催が韓国企業*1なので、ロードス島戦記MMOは、予想通りになって欲しくはないですが、非常に不安ではりますが、一応紹介しておきます。
一応βも遊んでみて、かなーり、いやーな予感はしますが、それでもまぁ、ロードス島戦記ですんで…。

まず、βテストでの感想というか実体を…。
基本無料、アイテム等の課金方式のネオクラッシックRPGと銘打った実体は、今時珍しい2Dタイプのゲームシステムです、その分軽いですが

ロードス島戦記らしからぬ様々な要素
まず、キャラクターは固定、ソードワールドロードス島戦記のTRPGルールシステムなどを踏襲はまったくしていないが、プロデュースに原作ファンがスタッフとして関わっている為に、HPをLPとしてみたり、一部、呪文等にロードス島らしさを出そうという涙ぐましい努力は垣間見える(まぁ、韓国の開発スタッフに大分妥協を強いられたんだろうなぁと裏事情が逆に見えてしまって、なんか悲しい気持ちになってしまったのは原作好きが関わっていると知っているだけに久しぶりの感覚です)
…しかし、魔術師がファイアーボールをいきなり打ちますか? 演出的に他のでは面倒なんだろうけどさ…

どう考えてもロードス島戦記の為にくみ上げたゲームシステムではなく、ロードス島戦記という名前を使って今時売れない2Dゲームシステムをロードスコンテンツをかませることで売ろうという*2魂胆が見え見えのデザイン
このため、多くのシステムとキャラグラフィックは元ゲームシステムの流用の為、ロードス島戦記らしさではなく、どこかの2Dグラフィックゲームにロードス島のテキストを当てはめてゲームをプレイしてもらいますよという形なので、ロードス島のイメージがこれじゃない感あふれているが、そこは数十年ぶりにロードス島関連のコンテンツが遊べるんだから我慢しましょうレベルの妥協点から入る必要があるゲームシステム
先行開始した韓国風のロードスキャラのこれじゃない感をなんとか我慢して遊ぶ必要がある、日本風(純粋にロードス島戦記として)のロードス島戦記に差し替えはしないつもりのようなので、韓国風ロードス島戦記を遊ぶことになる。

…つまりは、アメリカナイズされた忍者映画を日本人が見る、これじゃやない感をどの程度感じるかが、原作ファンだとあるかもなーという感じなわけです。・・・

まず、キャラが それぞれ 騎士系は男性 僧侶は女性 魔術師はハーフエルフの男性 盗賊は女性 と キャラが固定されて自由度はない *3
おまけに、その4種類のキャラしか選べない上にグラフィックも4種類だけの参加者全員のキャラが画面上に4種類のキャラグラフィックでいるわけだから、もう違和感ありありでロードス以前の問題のへんてこさのゲーム開始になるわけです。(全世界が4つのキャラグラフィックしかないRPGなんて久しぶりにプレイすることになるでしょうが、その違和感はかなり強烈でした、ま、結局なれるしかないけどね、ロードス島戦記の世界観しょっぱなからぶち壊しです)
ソードワールドロードス島戦記などのスキルシステムなどとはまったく無縁(結局は元の韓国開発のゲームシステムがベースの為、そちらにロードス島のコンテンツを出来る範囲でのっけてみたという事)
原作キャラ達の旅に、自分PCが追加で加わるという感じのストーリー展開、一応、昔の物語を追体験するような流れになります。
まぁ、ロードス島戦記を遊ぶのではなく、どっかの昔のゲームシステムでロードス島戦記をむりやりやろうとしたら、こういう展開で演出するしかないかな?的な妥協の必要な遊び方が必要になります

韓国企業のゲームシステムと韓国で先行開始していたのだが、評判は超微妙…日本でどの程度運営(資金回収?)をするつもりなのかがどうにも見え透いてしまっていて非常に不安

…でもそうでもしないとロードス島戦記が遊べない以上、つきあうしかないというのが、あんまり原作ファンを舐めてゲームだすのかよ、おい…という感じなんですが、まぁ、それはまぁ、我慢できるかどうかだと思います。

えー、まるで上記の不満の言い訳をいただけるかのような、主催側の広報が出ました。
「ロードス島戦記オンライン」開発/運営インタビュー。待望のオープンサービスで新クラスや大量のボイスが実装 - 4Gamer.net

以下 引用 回答に近い部分を抜粋

ナム氏:
 4年以上前の話になりますが,当時,日本のIPを使って何かゲームを作りたいと,ゲームオンさんから申し出を受けたんですよ。それで,いくつかのタイトル候補を提示されたのですが,その中にロードス島戦記があったので「これを作りたい!」と。

4Gamer
 そうして制作が始まったわけですね。では,当初のαテスト予定が遅れたのは,なぜだったのでしょうか。

ナム氏:
 最初のコンセプト,とくにビジュアルコンセプトを固めるのに時間がかかりました。ゲーム部分についても,当初は弊社の「RED STONE」のシステムを採用しようと思っていたのですが,結局すべて作り直すことになってしまって。

4Gamer
 見た目は「RED STONE」を踏襲していると思っていましたが,中身は全然違うものなんですか。

ナム氏:
 そうですね。クォータービューであることやアイテムの仕様などは似ているように見えますが,スキルシステム,戦闘方式など,すべてを作り直しています。それに加えて,もう少しカジュアルなMMORPGにしたくて,反射神経が必要となる部分をなるべく排除しようと試行錯誤を繰り返しました。これらが遅れてしまった原因です。

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4Gamer
 パーンのように,剣術の指南を受けたいですね(笑)。先ほど,合田さんがロードス島戦記の世界を追体験できるとおっしゃられていましたが,シナリオはゲームオンとL&K Logic Koreaのどちらが担当されているのでしょう。

加藤氏:
 基本的なシナリオは,すべてL&K Logic Koreaさんにお任せしています。ただ,以前のインタビューでもお話ししましたが,ベースとなるストーリーラインは原作に準拠しつつ,こちら側からこのエピソードを追加してほしいだとか,この時代であれば,このキャラクターがこの場所にいてもおかしくないのでこういったエピソードを入れたらどうか,という提案はしています。また,上がってきたシナリオを監修した水野先生から「こういう風にしてもらえないか」という提案があったときも我々がまとめています。

4Gamer
 本作のキャラクターメイクは,キャラクターとクラスがセットですよね。ロードス島戦記は,もとがTRPGのリプレイということもあり,種族や職業,性別,信仰などを自由な組み合わせでキャラクターメイクさせてほしいという声があると思います。今後,対応する予定はありますか?

加藤氏:
 残念ながら,現状ではありません。原作のストーリーにうまくプレイヤーキャラクターが溶け込みやすいように,バックグラウンドを持たせた7番めのメンバーという設定を持たせていますから。これは,“パーン達と冒険しながらのロードス島戦記”を表現する上で,ひとつの回答なのかなと,L&K Logic Koreaさんと話し合った結果なんですよ。

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4Gamer
 パーン達といえば,ゲームの公式のイラストは,小説やリプレイの挿絵を描いた出渕 裕氏や,OVA結城信輝氏のものとも違いますよね。あれはどなたが描かれたんですか?

加藤氏:
 プレイヤーキャラクターのイラストは,ゲームオン側で描き起こしたイラストです。パーン達NPCはL&K Logic Koreaさんにお願いしています。

4Gamer
 有名なタイトルだけに,イラストレーターさんは大きなプレッシャーがあったのではと思うのですが。

ナム氏:
 もちろん,かなりのプレッシャーがあったと思います。あのイラストを描いたイラストレーター自身がロードス島戦記のファンで,以前,水野先生とお会いしたときにサインをもらったり,自分がゲーム業界に入ったのはロードス島戦記のお陰ですといった話をしていましたし。ただ,プレッシャーはありつつも,楽しみながら描いているみたいでしたよ。

上記をどこまで信じるかは、実際の作品を見て感じてみて欲しいと思います、出渕裕氏のイラスト以外は認めん!という方もいるかもしれませんが、それはそれで無茶でしょうし…違和感は多少はあるけどね… 同じに描けなかったのは著作権的なのか、イラストレーターの主張なのか、同社のブラウザゲーム側ではそんなに差異は大きくなかった*4と思うんだけど何故なんだろう… ファンなんだそうですよ。

※今回 4Gamerはかなり的確に疑問点を指摘している、つまりはそれだけコアファンはその各要素が『ロードス島戦記』らしさということを認識しており、同時に不満としてもかなり積み上がっている要素に答える形だ。
その回答が上記だが、額面通りに受け取る事はやはりファンは出来ないだろうが、製作側の言い訳としては上記という事なので実際にどう感じるかは、実際にゲームを遊ぶ機会があるようであれば、上記の主張を知った上で、どう感じるか遊んでみて欲しいとしか言いようがない、立場上、本音で運営側が語ることが出来ないって事はそれなりにあるだろう。

…ただ、逆にロードス島の元読者層ってのは50代〜30代くらいなので、今のばりばりのFFみたいなシビアなMMOのシステムでゲームだされたらそもそもついていけないでしょうから、むしろこの展開は、そういう意味ではありかもしれない。
ヘイトとかも戦闘をしかけないと発生しないようなので、トレインに轢かれるとか*5そういうことはないようなので、MMOの殺伐さはあまりないのは古い世代が遊ぶにはいいのかもしれない。
数年前のゲームシステムということは、逆に今のノートなどでも遊べるくらいにシステムは軽い??かもしれない。
後は、基本無料というのはただで遊べるというわけではないので、どの程度 アイテムや枠課金で回収する気満々なのか?という点ですね。

βを見る限り、原作ファンのスタッフがかろうじて演出にこだわれるところは介入しようとして、現場スタッフとどの程度妥協できたのか、突っぱねられたのかがわかるゲーム内容といえると思います。
このため、採算が合わなければ早期撤退もありうるし、逆に課金前提のバランスで持ってくる可能性も高いですし、正直お勧めはしません。

どの程度良心的な運営をする気があるのかないのか、見極める必要がありそうですが、とりあえず、2月16日からオープンということになります。
運営の姿勢を注意深くチェックしておく必要があると思います、原作ありきのMMOスタイルはあまり長期運営で継続できた例は少ないのでかなり不安ではあります。

「ロードス島戦記オンライン」にはカセットブック「眩惑の魔石」の設定を生かしたエピソードが登場。サイクロプスなど大型モンスターの情報も公開に - 4Gamer.net
カセットブック*6を出してくる辺り、スタッフは相当ロードス好きのようだ。殆どわかる人ネタ状態 

原作ファンには、久々に原作をなぞったゲームができるわけですから相当妥協することにはなりますが、ロードス島を遊ぶことが出来ることは素直に喜びましょうかという感じですね。

こうなってくると、ハミングバード社製のロードス島戦記が懐かしすぎる。

PC-9801版「ロードス島戦記~灰色の魔女~」プレイ動画 - ニコニコ動画
PC-9801版「ロードス島戦記~灰色の魔女~」カーラと最終決戦! - ニコニコ動画
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PC-9801版「ロードス島戦記Ⅱ~五色の魔竜~」クリア記念♪2/2 - ニコニコ動画

[PCE] ロードス島戦記 - ニコニコ動画正直、オープニングは20年前以上前のPCエンジンに負けてた…結構ショックだよなぁ、それ 金と気合の入れ方の違いだろうけど

*1:日本企業だろうと(むしろ企業によって国は関係なくもっとえげつない場合もある)実際のところ、オープニングに気合の入っていた、水野良全面監修のロードス島戦記ブラウザ版http://www.gpara.com/games/view/5399は、1年半で撤退という有様だから、ユーザーをどの程度集めて継続できるかという点では、ロードス島戦記は、結構厳しいかもしんない、利益を得るのが企業の目的なので、韓国だから良い悪い等ではなく、ロードスの作品をどう見る姿勢なのかという点がこの際、重要になってくる、もともとの発端が3D化で浮いた2Dゲームシステムとロードスのコンテンツの融合という経緯が垣間見えるので、双方に既に作ってしまったものの廃物利用という側面が見え隠れしている状態で、どの程度コストをかけて顧客にリリースするつもりなのかという点、浮いた経費をコンテンツに回すとかであれば歓迎だが、果たしてそうなるかどうか… 結局は運営していくスタッフと周囲がどの程度金を回せて上がGoサインを出し続けて回転させ続けられるかなんだけどね、そういう意味で広く顧客をつかみにくいコンテンツなんですよね、原作ありのものは ※逆に原作側の吸引力もあるわけだど

*2:憶測ではあるが、この会社の運営するMMOレッドストーンの新作を製作時に2D版を企画後、3D仕様に方針変更となったため、2D仕様の新作が中に浮いたらしいという、レッドストーンプレイヤーからのコメントがあった、そう考えると、このシステムでこの会社がロードスタイトルで今回ゲームを出す経緯と諸般の都合に見えるUI周りの不可解さが納得できる気がする

*3:クラス名は、水野 良先生の命名だそうです、つまりは、ロードス島戦記としてのクラスの名前を出せない大人の事情があちこちにありそうです… ハーフリングとか、ホビットとか鈴木土下座衛門みたいな事はいろいろあるから、仕方ないんですけど…  グラスランナーとかはゲーム紹介記事の解説に入っているので、どの程度、カドカワやゲームやTRPGの版権側との調整ができているのかがよくわかりませんが… SNEとカドカワはタイトル背負ってるのでそっち側なら大丈夫なのかな?? どうなんでしょうね?

*4:見直してみたけど、それなりにこっちもそれなりに微妙だった… たぶんこれは思い出補正で昔の作品を美化しているだけじゃないような気もしなくもない

*5:MMOではよくある嫌な風物詩だが、それがオンラインMMOだという人もいる

*6:カセットテープによるドラマCDの前世代の代物 既に再生手段も難しくなってきている前世紀の遺物に近い