そうか、スズメバチに対してセイヨウミツバチは耐性がなかったんだ。
ミツバチが蜂球で防衛するのはトウヨウミツバチの方か。
結構いい加減に覚えているのを再確認。
蛇足だけど、でも、この外敵から身を守るという長い年月で作られた本能的な防衛能力がない種は、ムービーのように淘汰されていくのですが、現在、日本でも生態系なんか関係なしで、自分の利己的な理由で放流したり、放ったりして関係者に甚大な迷惑をかけている人もいるんだよね。
あっちこっちの湖や川で同じような事が繰り返されている現実はどの程度放流する人は認識しているのかなぁ・・。
オーストラリアの絶滅種の例もそうだけど、人間が生態系を変える事はどこまでが傲慢で、どこまでが認められる事なのだろう?
地球に優しいって言葉自体、地球は痛みを感じるわけではない*1し、最終的にはすべての判断は人間のエゴで判断されるんだけども。
そういってしまうと、身勝手な行動も『自分の欲望のままにやった』って事なんだろうけどね。
最終的には関係者の利害関係でしかなくなってくるけど(感情的なものも含めて)
まぁ、言葉を絶滅する種は話せないから訴えることはできないけど、だからといって簡単に外来種で駆逐してしまっていいかというと、さて、どうだろう?
(実際、益虫は別の害虫であることもあるので、結局、その関係者の立場の利害が基準だったりもする)
この判断ってどう考えればよいのでしょうねぇ。
*1:人間の感覚的にそう表現される現象はあるけども、痛感があるわけではないし