去年の10月頃、250GBクラスのSSDを1万円台を切るくらい、120GBを今買う位の値段で250GBを買っていたのでどうにも違和感がある今日この頃です。
CPUのようなムーアの法則があるわけではないのですが、それでもSSDやHDDは日進月歩でそれなりに差があるものの低価格化、大容量化が並行して進んでいくので、結果的に同額でより大容量か、あるいは同じ容量なら、より低価格になる傾向だったのですが… どうも昨今のSSDは逆に高くなっている印象を受けます。
実際、機種が新しくなる分、より高性能になってる筈ですが、同一機種ですら、値上がりしているというありさまです、同一機種なら旧モデルの筈ですから、低価格化してなければおかしいのですが、値上がりしているとはどういう事なのでしょう。
メモリ含めて需要と供給の問題があり、市場にメモリもDDR3からDD4化するにあたって微妙な価格の推移が起こります、必ず古いものが安くなるかというと、需要が少なくなると製造量がより新規格にシフトしてしまいある程度底値を打った後、逆に値上がりしていく傾向にあります。
SSDに関しては需要が増えたこととSSD自体、2.5インチからM2の規格も普及し出した為、2.5インチも普及価格の底打ちから状況が変わってきたのかもしれません、…と思いつつ、そういやあのころ、円は100円台で、今、円相場 120円台だったなと思いだします、日本製でなければ、20%増しの価格に相場上なるので、16年10月頃の価格の20%増しなら、…わからなくも… いや、やっぱり高い気がする。
同じような事を思っている人はやっぱりいるようだ。
SSDとメモリが去年から随分と値上がりしてる2つの理由 | ちもろぐ
つまりは需要がなくなりだぶつけば値段は下がる筈なのだが… ともかく欲しい時が買い時のパーツではあるが、円相場、そしてパーツ需要と製造元の関係を考えて、この先の値上がり、値下がりを見越して買うというのも、後で悔しい思いをするよりは覚悟して買うというのが前向きな考え方なのかもしれない。
少なくとも高騰しているのに高級機種を無理して買うのは後で価格差で後悔しないだけの自分に必要性を納得させて買うべき時期なのかなとは思う…必要なら買わなきゃならないんだし。
ちなみにオリンピック景気含めて、需要がなくなってダブつくと恐ろしい位の買い叩き値崩れが起きる可能性もあったりなかったりなので、その辺は予想しきれない部分もあるものの、それなりの覚悟はしつつ賢い買い物と生活はしたほうがいいのかもしれない。
まぁ、その辺は、バブル景気の時も同じようなお話だったわけだけどね。
デフレもありうるし、制御不能のハイパーインフレなんてのも可能性はゼロじゃない…その場合大不況*1と戦争なるかもですけども