http://www.d3p.co.jp/top/special/s20_special.html
正直、これを遊ぶまで、2000円の低価格ゲームなんて子供だましで遊べるようなのはないだろうからお金の無駄だと思ってました。
地球防衛軍2、ウルトラマンの出てこない怪獣退治? 2000円だし、まぁ、手抜いて作ってあるんだろうなぁと思ってました。今、反省しています。
前作が2000円の低価格シリーズ最高の評価とも噂される作品の続編ですが、ノリはスターシップトルーパーズ(オペレーターズじゃないよ)、圧倒的な敵をたった一人で、それも両手にある二丁の武器だけで遂行していく、難易度設定で圧倒的な戦力差をクリアしていく事もストーリーメインでさくさく進んでいく事もどちらもできます。
本人は地球防衛軍の陸戦兵という事でなんとなく○○○○警備隊風に見えますが、あれがパワードスーツだったら、ノリは宇宙の戦士だよなぁとも思います。
武器も拘っているし、ライフルやグレネード、バズーカそれぞれの武器をどう選びミッションを遂行していくか、難易度が高いほど良い武器が出る確率があがるというバランスがやりこむ人にも楽しめる作りになっています。
とにかく画面を埋め尽くす巨大蟻型生物兵器(蜘蛛型他)は、スターシップトルーパーズばりに圧倒的な物量差を見せ付けてくれます、正面突破は平地ではまず不可能、確実に周囲を囲まれあの顎に噛み砕かれ死亡。
海岸線の崖から海を眺めれば、わらわらと埋め尽くすように攻め立ててくる彼らをたった一人、二丁の武器だけで倒しきるその達成感と戦術で切り抜ける緊張感と武器のリロードで生死を分けるくらいに攻め寄せる敵の恐怖は久々に楽しませてくれるゲームだと思います。
一番難易度が高いとPS2が処理落ちするくらいの数の敵、敵の骸を押しのけて駆け抜けるくらいの展開となります。
地下の巣に潜るシーンなどは、退路を絶たれたり、双方を敵に挟撃されたり、そういう不利な状況をどう切り抜けるか、入ってくる友軍の壮絶な断末魔の悲鳴と途絶する交信のなか、ミッションの最終目標へ向かうのは機動歩兵だよなぁ・・と肉薄される数十体の敵に効果の薄いライフル弾をばら撒きながら退路を探しつつ距離を辛うじて作りバズーカで応戦したりグレードをばらまいたりと(多少でも距離をとらないと巻き込まれるので)・・かなり面白いです。
対蟻系や蜘蛛系、巣への突入が結構私には宇宙の戦士やスターシップトルーパーズのノリで楽しめたのですが、対UFO戦や、敵多足機動戦車(いわゆる宇宙戦争のトライポッド)戦なども、丁度時期的に良い感じではないでしょうか?
ただ、後半も含めて昆虫とか結構そういうのが嫌いな人にはその辺り、群がる虫を倒していくのに生理的にダメってのもある人意外はお勧めかもしれません。
(というかそれくらい数でますので)