https://jishin-yogen.com/blog-entry-19372.html?utm_content=uzou_5&utm_source=uzou
https://news.yahoo.co.jp/articles/60d40054443777b86ad178afbc3de73845354701
https://gendai.media/articles/-/114143?page=1&imp=0
机上の空論とシミュレーションのデータが意図的でなければ予測は火災は水害と違って困難です。
水害は水は高いところから低いところへ流れるのでハザードマップと大体にかよります。
問題は火災で『同じ場所は二度燃えません』燃焼物が燃え尽きてしまうと再度燃えるものが無いからです。
これは森林火災などに先に類焼を防ぐために燃焼物を予め除去しておいたり荒業として管理下に火災をおいて先に燃焼物を燃やしておいてしまうという荒業もあります。
首都圏では使えませんが
同時にある程度同時多発してしまうと逆に予測出来ます…全部燃えてしまうという絶望的な予測値に収束してしまいます、これは他の災害と違い火災の初期消火が可能なのは数分程度なので殆んどが初期消火を完遂出来ないと予測されます。
基本天井まで火の手が上がれば初期消火は失敗しますのでそうなるとマクロ予測としておおよそすべての地域が火災が広がっていく予測は収束していきます。
初期消火で押さえることが出来ないなら絶望的な結果が予測されます。
実際には何処で出火したか、風向き、類焼の速度、そして大規模に広がってから起こる火災風での類焼、関東大震災でその辺の酷さは一度経験済みです。
公園に逃げたら安全かと思えば類焼して逃げようもなく大量の死傷者が出ました。
住宅密集地域にある公園がどの程度の火災風を避けられるのか、全域が燃えてしまうような場合果たして避難地域があるのか?
密集地域では地価の高騰もあってその辺はかなり難しい問題です。
火災旋風は人や荷車ですら巻き上げた。
https://www.fnn.jp/articles/-/479622?display=full
大震災で起こる火災旋風は、常識の範囲の炎焼ではなく文字通り竜巻に近い吹き上げをします。
現実には見ることは無い方が良い光景ではありますが…。
今現在では『想定外の事が起こって絶望的な状況に恐らくなる』という予測にしかなりません。
そうならない範囲に火災の拡大を押さえる事が出来なければ、阪神淡路の震災のような再現になってしまいます。
その際にどうやれば生き抜く手段があるのか?
パニックを誘発させない誘導は果たして可能なのか?
現実には様々な混乱が起きると思われるので実際には非常に困難なミッションとなると思われます。
絶望的な状況をどう切り抜けるのか、何が何処でどう起きてどう予測されるのか?
瞬時に対策を取れるトップが何処にも居ない今の現状は一度起きれば大災害になる可能性を秘めています。
それだけに災害の時期、時間、初期対応、初期初動の為の準備と知識が大切ですが有事にならないとその辺は理解できません。
震災経験者だけが本当の意味で災害対策をしているそうです。
その差が次の災害で生死を避けることになるかはこれもまた状況次第です。
どうやっても助からない災害(20m以上の高さの津波等、地域によっては50mを越える事も南海トラフでは可能性としてはあり得ます)もまた直面することもあります。
生死の境にいるときだけ知識は生存側に引っ張ってくれる事になるのかもしれません。
起きないのが一番ですが地質学的にはいつ起きても不思議ではない(※数十年~数百年単位では)のですが厳密にいつと予想できないのが災害の対策の難しさでもあります。
日本人だから諦めもしますが、世界的に見ればどう見てもクレイジーな場所に住んでいるのが日本という地震地帯の立地だったりもします。
https://www.jishin.go.jp/main/herpnews/series/2010/1005_04.html
一応、それを踏まえて生きていくしかありません、日本に住む以上は