知っている人は当然のように使っている、知らない人はまったく知らない接着剤、UVレジン
イメージとしては、歯医者さんの歯の充填剤や、アクセサリーの接着などに使われているイメージです。
従来、これもPCパーツや電気工作の仕上げの修正などに使ってはいたのですが、今、価格が急激に量産化で安くなって、100円ショップで普通に買えるので、UVレジンを使う人には全く用途が違うおもちゃが重宝しているようなのでご紹介
まず、ダイソー等でUVレジン(UVライトで接着される接着剤)は色付き、透明、それぞれ100円で売ってるのでこれは直ぐに見つかる筈
後はUVライトですが、これは種類が沢山あります、ですが、とりあえず、後で強力なのを買うとしても、ちょっと使うのなら、100円でUVライトがあります。
子供用のおもちゃで、秘密のメッセージを残せるというUVペン、UVライトを当てると文字が見えるというやつです。
100円ショップのUVライトでUVレジン液を硬化させる - ミニもの
大量のUVレジンの奥まで硬化させるとなるとちと厳しいかもしれませんが、瞬間接着剤と同様につかうようなシーンなら十分に硬化します、利点は、瞬間接着剤だと、予想外の状態でくっついてしまいますが、これは硬化したい状態でUVライトを照射した時に硬化するので、目的の角度で硬化できる点、この差は非常に大きく、同時に硬化したものは、瞬間接着剤のように白く跡が残らないのが利点です。
PCパーツの補修などで、思った通りの角度で硬化させるのには瞬間接着剤ではなかなか難しいですから
但し、平面同士の接着などの、瞬間接着剤本来の強固な接着能力は期待出来ませんから、あくまで補修用に目標を調整したうえで接着できる便利性を求める場合のお話です(大抵はそっちの方が重要ですけども)
何か割れたもの、強固にくっつけたいという場合はやはり用途に合わせて接着剤を選ぶべきです。
万能ではありませんが、瞬間接着剤ではできない、思った位置で固定するという事ができるので、用途を間違わなければ結構重宝します
(以前は硬化剤、UVライトで1000円以上してましたが、今では100円でそれぞれ買えるので気軽に使えます)
尚、UVレジンは、日光でも硬化しますから、やりかけで放置すると勝手に固まってたりしますので、仮止め後、日光が当たっているとそれだけで完全に硬化するという事も注意です。(メリットでもありますが)
ベークライト硬化みたいな、大量に入れて硬化させるという事もできなくはありませんけど、奥は照射が足りなかったり硬化が遅くなりますので使い方次第でかなり便利なものですので、瞬間接着剤と目的に合わせて使い分けると便利です。
尚、UVライトは長時間直視すると、殺菌に使われる用途があるくらい目にダメージが行きますので、直視したり見つめたり長時間工作物をUVライトを照射しながら直視(反射光でも結構きます)しないように注意が必要です。
歯医者さんも硬化の際に、目をそらしているのはそういう意味ですので…。
尚、色付きレジンは特に気になりませんが、透明レジンは安いもの(100円とか)は、硬化剤などの劣化により数年後には若干黄色く変色する可能性がありますので、PC内部パーツならいいですが、外部で目に触れる部分は色付きや、色劣化しても問題ないかどうかを考えてから、透明を使うかどうか考えた方が良いかもしれません。
(よっぽどアクセサリーレベルで人目に触れるパーツ以外は気にすることはないとは思いますが)