http://matome.naver.jp/odai/2127374075574714001?page=1&viewCode=WP
一部の商品は原価を知っちゃうと利益がどれだけ取れるのか驚きます、*1と、同時に一部の商品は、薄利で(あるいは原価割れで)商売して、大量生産でラインでの量産効果で原価を下げてようやく黒字化するような商品もあります。
なんでも値切れるものではないですが、原価を知っておくのはいろんな商品の利益のあり方を理解する上で重要な事かもしれませんね。
それと最終的な価格はその工程過程で様々な経費が発生するのでかならずしもぼったくりというわけではありません。*2
*3
デフレの現在、物の価格が下がっている場合は、どこかに多かれ少なかれ負担を強いている部分もまたあるものです。*4
*5
*1:同時に、セット商品でわざわざポテトやドリンクを勧めるには当然意味があります。利益率を下げるなら当然そんなことはしません、一般的に店頭販売される食品の利益率は高いです、これは高くないと客単価が低いので利益としての店舗での黒字化が難しくなります、回転率が高ければ別ですが、回転率が低いと今度は廃棄率も高くなってくると収益もままならなくなります
*2:商品の卸値と製造原価、原材料費はまた別ですので全部ごっちゃになっているので一律同じだと思う人はいないとは思うけど、一般小売価格との差額が全て利益というものでもありませんので、ただ、原価について考える機会とするには面白いですけどね。ただ、この辺は、100円ショップが何故その値段で出せるのか、オレンジジュースなどの価格破壊などの原因やどうやってコストを下げたのかなどを調べてみるといろんなその過程での様々なその間に失われた(消費者に還元された)利益と、そしてそれによって経営、生活が成り立たなくなった業種などが見えてきます
*3:問題は流通過程での経費を減らして商品価格を下げるとその中間マージンを取っていた業者が干上がるという事、消費者にはメリットなのですが、同時に嫌儲の心理もまたありますが商品サイクルとしては利益の取れない商品を流通させていると会社は立ちゆかなくなります
*4:極端な例になると、パソコンパーツのメモリ部品などのように、値下げ競争で体力がなくなって倒産する企業分、注文が自分達へ回ることで生き残りをかけるという焦土戦術をとる業種もあります、また本体は売れば売るほど赤字で、他のメーカーのシェアを奪いソフトのマージンで利益をペイするというゲーム機業界など※任○堂を除く、また、マイク○ソフトやip○dなどの製品製造コストを下げるために中国の女学生達が犠牲になっているという現状もあり、物の値段には製造原価やコストを単純に載せて+利益を求めるだけのものではない場合も沢山あります、この辺は、低価格で売られる納豆一つとってみても、大豆の高騰、そしてそのパックである発泡スチロールの原油高騰による製造業者のコストの逼迫など、それでいながら、値段を上げれば他社に負けて注文が来ない為に値上げもできない等…単純な原材料費だけで考える事ができない要素が販売価格となる前に様々な要因となって設定されています。それも見た上で、もう一度、原価というものを考えてみてくださいね、物が安いということはそれが適正でなければどこかで搾取されているのを受け入れている場所があるということです、また過剰に高い値段設定がされているならば、そこには、その設定価格で大きく利益、権益をえる場所があるということです、同時にそれを消費者に還元すれば、やり方次第ではその分、職を失う人達が出るという事でもあります。 ともかく、そのような安さの裏には貧富の格差が肥大する状況に陥りやすい仕組みもあり、単純に歓迎することもまた、危険ではあります。その意味も含めて原価というものを理解するといろんなことが見えてくると思います
*5:ついでに言うなら、物の値段には、お酒やたばこ、そしてガソリンなど、『税金』によって値段が引き上がっているものと、その税金が『どう使われているか』という原価のもうひとつの側面も考えてみてください。