PCゲーに進化の余地はあるのだろうか。: 不倒城
あるとすればMODのようなユーザーが作り変えていくもの、初音ミクのようなユーザー側から作ってしまえるもの。
ゲーム開発環境も提供してしまえるのはコンシューマ側ではまだ難しいかもしれません。(ツクール系はあるけど)
でも敷居が高いから一般受けはしないだろうな。
配布されたものを使うようなブームは起こるかもしれないけれど。
優位性を取り戻す事はおそらくできないでしょう。
パソコンの性能を既にコンシューマ機器は遥かに追い越してしまいましたし。
最早パソコンゲームを買うユーザーにコンシューマより魅力あるソフトを提供する事は難しすぎます。*1
あまりにパソコンが多種多様、事務機器から個人用まで幅広いスペックの格差に対応させることはソフト側では難しすぎます。
コンシューマであれば、想定も絞込みも出来ますが。
実際、販売しようとしてもパソコンの性能をどう想定するかにもよりますが、ちょっと画像なり処理なりを高度にすればオンボードのグラフィックボードではまともに動かせません。*2
そんな売れるユーザーがいるかどうかもわからないユーザーに勝負するのは、PS3でソフトを開発するような冒険になってしまいます。
でも、無料・アイテム課金のMMOが出来るのは今のところパソコンですね。
http://d.hatena.ne.jp/ols/20080713/1215924533
*1:逆にコンシューマ側の作品の制作費は馬鹿高くなり、一本コケたら会社が傾くような状況、少子化も含めて先を見越しての吸収合併がされている現状ですし、コンシューマ側も楽観できる状況ではありません
*2:勿論、技術革新でどんどん性能はあがっているのですが、問題は、ターゲット層が、ゲーム機同様、頻繁にパソコンを買い替え、あるいは内部パーツを入れ替えるユーザーをターゲットにすると途端に極端に顧客層が絞り込まれてしまう事です ゲーム機はそのスペックは一律ですが、パソコンは古い機種との互換も考えると対象ユーザーは更に減ります、減らないようにスペックダウンすればコンシューマには敵わないですし、同時にそうなるとテキストや動きのないような最低基準のゲームになってしまう事になります、でもそれだと携帯が狙い目ともいえそうですが、コンシューマへの開発には参入障壁があるので、同人領域こそがパソコンでの配布を狙う方々なのかもしれません ※一部コンシューマで配布が可能な機器が出始めましたが管理しようするメーカー側の思惑は出続けるでしょうし 自社の評判を落とすような同人配布をコンシューマ機器側の企業は望まないでしょう