https://www.pmarknews.info/accident/52139011.html
法的整備が、キャシュレスは運用と利益を優先しているために、不正使用に対する損失は消費者に丸投げの構図が見え隠れします。
先日のドコモ口座の一件も被害者があまりに多数過ぎて社会現象になる前の少数の場合は被害者の責任とされていました。
銀行も被害者が不正使用したと疑っていたのが実際です。
使用していない事を証明しないとならない悪魔の証明に近くなってしまうので、キャシュレス時代は不正使用を誰が保証するのか、ルールや法整備までは、消費者が振り回される事になります。
そのリスクを含めて利用しないとポイントで喜んでいたら、口座に大損害とかになりかねません。
不正防止はいくら本人が完璧でも、企業側から漏洩したら(ドコモ口座問題は、ソフトバンク販売店から個人情報が漏洩)、全く防衛出来ません。
何がハイリスクだったのかは犯罪に巻き込まれるまでわからないというのが、キャシュレス社会の恐ろしい所です。
社会問題化をしてようやく取り組みが始まりましたが、逆を言うと被害者が少数のうちは、なかなか取り合ってもらえないという事でもあるので、どう自分では預かり知らないところの無警戒な個人情報漏洩を防ぐのか、一個人では他人のやることをどうすることも出来ないまま、キャッシレス決済は突き進んでいます。
まぁ、普通に中国や韓国にサーバーがあったり、閲覧権限があったり、中国下請け業者は中国に情報提供を求められたら拒否出来ないなど、キャッシレス決済には問題が山積してますので、なにを危険視をするかでリスクの考え方は大きく変わってしまいます。
最終的に、人間の頭で覚えられるパスワードの桁数はたかがしれているのと、同時に偏りますので、最終的には二段認証と生体パスワードの併用しかないのかもしれませんね。
特に突破されると高額の損失が出るものは生体認証と二段認証の組み合わせを、リスクより利便性を上回るものは、チャージや使用限度額を設定して、不正使用時も限度額での損失で抑えるようにするしかないのかもしれません。
(現在のキャッシュカードの一度に支払える限度額を下げているのもそのためです)
少なくともパスワードの使いまわしは碌な事になりません。
とはいえ人の頭で覚えられるパスワードには限界がありますから、よくある端末や手帳にパスワードが張り付けてあったりという、セキュリティを根幹から放棄してしまうような事のないようにしたいものですね。
ちょうど、この先数年は、3Gガラケーユーザーが、仕方なく4Gスマホや5Gスマホに切り替わりますので生体認証が導入しやすくなりますから、使いこなせると良いのですが、よくあるビットコインのパスワードがわからなくなってお金が引き出せなくなったみたいな事になる人続出かもしれませんね。
デジタルもアナログも良い点を生かしたいものです、本当に