まず、大前提として、現在は雨期の為、被害は更に大きくなります。
中国の研究家の予測では、中国の南部は海となるとのシミュレーション結果となっています。
乾期のデータより多くの洪水となると予測されます。
但し、185mの重力ダムが決壊というのは理論上は考えにくいものです。
ですが、本来あるべきコンクリートの質量と鉄筋の強度が想定値をまったく満たしていない場合は、例外です。
手抜き工事と言われる、三峡ダムが決壊するかどうかは、設計値データでは予想しえない領域に既に入り込んでいるといえます。
世界のリアルタイム降雨情報
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中国、洪水リアルタイムマップ
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中国の経済、命運、きんぺーの政治的立場全てを崩壊させうる三峡ダムの崩壊ですが、崩壊しなくても、現状のほぼ放置に近い洪水による経済損失と、殆どあがって来ない死傷者数は、後日、疫病、食糧危機による餓死者含めてすべて隠蔽され実数は歴史には残らないのかもしれません。
少なくともそのような国に侵略され統治下となるのはごめん被りたいものです。
尚、三峡ダムの決壊を対岸の火事と喜んでいる人達は、南海トラフによる地震で発生する津波がどのように都市部を襲うのか全く理解していない人でしょう。
津波は、シミュレーションのように、山間部に差し掛かると急激に水位が上昇し速度があがります。
これは、海抜が多少高めの山間部であろうと、地形がリアス式海岸などのように奥に行くにしたがって狭まっていく地形は津波は一気に速度を増し水位も上昇して飲み込んでいくという事を、敢えてこのシミュレーションで理解して頂きたいものです。
南海トラフ等で発生する地震は、壊滅的被害をもたらす可能性がありますが、三峡ダムの被害シミュレーションで、南海トラフでの津波がどのように都市を飲み込むのか、もう少し想像力を働かせるように、避難計画を考えておくことをお勧めします。
中国の災害を対岸の火事と思っている人は、痛烈なしっぺ返しを食らう可能性をまた日本のプレートは秘めている事を忘れてはいけません。
新型コロナでそれどころではないでしょうが、地震は、日本の状況を見計らって起きてはくれませんので、その点はよく考えて避難計画を考えておくことをお勧めします。
こういう動画でもないと津波が狭い地形で急に水位上昇することを理解してもらえないので、敢えて付け加えさせて頂きました、できれば多くの方が、地震の際には、その事を頭の隅にでも覚えておいて逃げる際の判断として頂ければ幸いです。
中国の洪水含めてより多くの人が災害から逃げのびる事が出来る事を祈ります。