日頃の小さな事柄ならともかく、人生の岐路の重大な決断に占いを頼るような場合は判断力が落ちていることを気付くべきです。
冷静に考えれば占いに何の根拠もない事に気付く筈です。
ですが、それをわかっていながら占いに人生を委ねる場合は既に判断力が落ちていると、一度思考を切り替え、別のアプローチと別の思考判断方法を選ぶべきです。
現状、多くの人達が、中国からもたらされた災厄に翻弄されています、原因はそうであっても、多額の賠償を認めれば国が滅びますから決して認めませんし、他国もわかっていますから、賠償を拒絶したとして次のステップに進むだけのことで、既に決められたシナリオに向かって歴史は進んで行きます。
問題は決められたシナリオは、運命ではなく、回避不能でもなく、皆の行動の総和として産み出されるものです。
今回の一件はあまりに全世界を巻き込みすぎて、一個人の手には終えない巨額の損失があちこちに発生しており、そのしわ寄せは多くの局面で多くの人達に選択を迫るでしょう。
それは多くの人にとって破産や仕事を失う世界恐慌となって、現れる可能性も確率上は上がってきました。
そして、歴史は多くの場合は、その損失を戦争で埋め合わせようとします。
多くの損失を全て無かったことに踏み倒し、戦勝国が多額の賠償金を得ることで、国内の損失を埋め合わせるからです。
戦時景気を求めて、多くの歴史は、他人の血で購う事であることを、戦いで勝利し正義を得るために、その命が失われるのは、敵であればそれが失われるのを称賛され、味方の命が失われるのは、勝利のための貴重な犠牲となります。
それは銃後の守るべき者達に為に行われる武力であり、正当な、正義によって為されるものだと、両軍は主張して戦争となります。
どの国も、己の正義の為に、相手の正義という悪に対して牙を剥きます。
歴史は多くの場合繰り返します。
、但し、守る力を持たぬ国は、周辺諸国の思惑によって消え去ります。
ここ70年近く日本が主戦場となってはいませんが、今回ばかりはどう転ぶかわかりません。
戦争は、最も悪手な外交手段であって、これを行うのは多くの場合は回避、交渉に譲歩がなされなかった時です。
尚、戦争を迎合する扇動者は常に安全な所から扇動します。
また、戦争を求める声は、国内不況、大恐慌等、経済的な転換を求めるときに、それが全世界で起きると世界大戦となります。
戦争を安易に叫ぶ者は、多くは現状の体制、境遇に不満を持つものです、そして、今後、それは、もっと増えるでしょうし、戦争を求める声は膨れ上がっていくでしょう。
まさに中国が自らその土壌を作り上げてしまいました。
歴史を振り替えれば、それを愚かと断じる事は出来ます、しかし、当事者たちは、それが自分が流す血でなければ安易に賛同してしまうと言うことは、歴史が証明している事は忘れないで下さい。
その結果が焦土となる可能性を多くの人は予測出来ないのです。
たた、同時に武力放棄、中立を主張しても、ただのカモとして侵略したのが中国という存在であることもまた、忘れては行けません。
21世紀に民主化せず、この独裁国家が好き放題している事が、世界に災厄を招いたことは事実ですが、果たしてこの結末はどうなるのか、新世紀もいきなり血生臭くなってきたように思います。
本当に命をかけて戦わないとならない時代が来るのかもしれません。
(多くは代理戦争として、日本近辺が設定されそうな状況ですが、まだ、不確定要素が大きすぎます)