2020年以降、消費税増税、駆け込み需要の冷え込み、オリンピック景気需要の各種建築ラッシュの先折れ、前回の東京オリンピックが終了後同様景気の衰退・低迷が予想されます、バブル景気のように好景気の実感はありませんが、実感のない好景気から後退して不景気になったらどんな状況に崩壊するんだという恐ろしい話ですが、更にベビーブーム世代が年金受給側に回り、二人で一人の高齢者を支える時代となり、収入の殆どを税金として徴収される時代が到来します。
「若者の○○離れ!金使え!」若者の現実がこれ・・・未来に希望が持てないと話題に | チャンネル「てみた」 https://news.infoseek.co.jp/article/standbymedia_case-file_174078/
政治が未来に希望を持てなくしているのが原因…安定した収入が続くと実感できる社会を作れないのが問題(その原因が非常に厄介なんですけどね)
しかし、その状況を、二世以降の政治家は生活で苦労した経験がありませんので『税金を上げて自分達が豪遊する』貴族的思考から脱却できず*1、政治不信、国への不信へと繋がっていきます、おりしも外国移民の流入により*2、労働力として入れた筈が、そのまま生活保護を申請し、働いて貰うはずが更に福祉経費が増大し、それぞれの移民は日本語を覚えないまま不法在留となり、団結した移民で知識層は政界に上り、移民の生活改善をスローガンに団結し、日本は移民達の生活保護の為に白アリのように屋台骨を食い荒らされて崩壊します。
10年後には日本語を話せない外国人村があちこちにできているかもしれません。
少なくとも経団連はその労働力は欲してますが、その先の移民住民のケアにかかる経費を払う事を考えてはいません。
結果的に、この選択は若い世代の賃金の抑制につながるので、どっちにしろ安い労働力が欲しい経営者層にとっては必須の手段ですので政治に急務として要請をしているわけですから…。
この先の社会は、富むものは比率はどんどん減り一部の限られた層となり、貧困はどんどん広がっていきます。
ただ、それを選択したのは、政治を軽視した国民自分達が原因であるという事も忘れてはなりません。
…いま流行りの自己責任ってやつですね…。
そのようなぐだぐだな状況で、隣国からの侵略の為に国防費は増大し、農村では娘を身売りしなければならなかったのが日露戦争時代ですが、現代ではそれもできず、不況のさなか巻き込まれるように戦争に突入するかもしれません。
元米陸軍情報将校が明かす「敵がソ連から北朝鮮、中国に変わり、日米が運命共同体でなくなった本当の理由」() | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
戦争になってしまうと、全ての築いていたもの、価値観がすべて崩壊します、これまで努力していたもの、価値のあると信じていたもの、日本円ですら只の紙屑になってしまう可能性もあります。
そうなると価値を持つのは、金、プラチナなどの地金となりますが、それ以前に日本自体が侵略されてしまっては持っていても、侵略者に略奪されて終了します。
最悪のシナリオを想定したとしてもそれは現実にはならないでしょう、しかし、そうならないように準備・行動しなければ状況はどんどん悪化します。
(隣国の戦争、対岸の火事で済めば、特需景気で済む場合もありますが…そこはアメリカ次第*3ですので、楽観していいものではありません 元米陸軍情報将校が明かす「敵がソ連から北朝鮮、中国に変わり、日米が運命共同体でなくなった本当の理由」() | 現代ビジネス | 講談社(1/4))
日本人は過去の歴史で、自分で自浄できたことが殆どありません、全てが『先送り体質』の為、ドラスティックな改革が成功したことがありませんし、これからも難しいでしょう(出来ないわけではない)、あり得るのは外圧による改革です、故に外国人社長など、日本人の価値観ではできない思考と手腕を使わないと日本人を日本人で改革することができませんが、会社ならまだしも、日本自体の改革を外国人に任せたとき、日本は日本人の国ではなく、外国人の国となってしまいますし、それは日本ではなくなっているでしょう…。*4
誰もが貧乏な時代であれば、それから豊かになる未来と政治は思い描きやすいですが、誰もが豊かな時代に衰退を止める施策とは痛みを伴い利益を甘受出来ない為、『票になりません』 *5、平和や治安、景気が維持されるのが当たり前と思っている為、それに莫大なコストによって維持されている事を日々忘れてしまいます。
やがて、世界恐慌が起き、安易な楽観論と強引な実績で敗戦から叩き落された国民を扇動したのがヒットラーの台頭の土壌であり、そうでなければ登場することはできなかったでしょう。
様々な状況は多くの選択の結果今があります、そして過去、ああしていればという結果論は意味をなしません、できるのはこれから先、未来に対しての選択のみです。
そして政治を軽視していればいずれ、「こんなはずじゃなかった」未来が訪れます、しかし、それを黙認した国民に責任はあります。
よく政治に注視していないと、この先日本の政治のかじ取りは非常に危険な領域に突入するかもしれません。
あくまで最悪の選択をし続けた場合の未来予想図ですが、これが現実となることがないように注視していないと、人は楽な方に流れる為に、何もしなければそうなります。そしてその犠牲者はその政策を黙認した国民の最も弱い人達が甘受する事になるでしょう。
日本人は太平洋戦争を忘れていますが、戦後72年、当事者はほぼ存命ではありませんが、その子供達は覚えています、そしてその後、隣国はどのように日本人が戦争中非道を行ったか『学校教育』で教育しています、その教育を受けた者たちが侵略者として現れた時、どうなるか…カルタゴやドイツ占領時のロシア兵の蛮行や、満州での蛮行が繰り返される可能性は高いでしょう。
勿論日本人と接する事でその教育の歪んだ部分を理解する人もいるでしょうが、戦時は日常の常識が通用しません、隣人が豹変したのが満州での様々な蛮行として記録に残っています、そして日本人もまた植民地解放としてアジアの隣国を占領していった事実と記録に残らない様々な蛮行を日本人は覚えていません*6が、虐げられた側は覚えています。
同時にそうであっても、利害を超えて国交を結び平和条約を結んでビジネスを行ってきた歴史もまたあります。
歴史は繰り返しますし、歴史に復讐され復讐するのもまた歴史の流れではありますが、これまで日本人は隣国にどう接し、どう復讐されるのかが今後試される事になるかもしれません、強国や強者の側に立った人間は本性が現れます、隣国に蛮行に対する『許し』を乞う事はあまり現実的ではないのかもしれませんが、それでも長年、謝罪と賠償とビジネスを行ってきましたが、この先、本当に分かり合う事ができるのか、軍事力での殴り合いとならないことを祈ります。
*1:太平洋戦争中の軍部の大半が戦争は負けるかもしれないが、とりあえず自分たちの権益は国が亡ぶまでは守ろうという迷走が続きました、陸軍、海軍の対立は有名なところですね、政治思想や国家体制の維持の基本的なDNAは今の日本人も変わっていないと思われます アメリカから見た日本兵の評価・傾向 『日露戦争で日本兵は弱兵である事が露呈したので日本人は実際は精神的に弱いので、それ故に投降するくらいなら玉砕せよと教育した』『人命軽視で、死者は丁重に弔うが、負傷兵に対してはあまりに冷淡、重傷者には自決を強要』 米軍が見た日本軍『日本軍と日本兵』著者・一ノ瀬俊也氏インタビュー(一ノ瀬 俊也) | 現代新書 | 講談社(1/5) 太平洋戦争時のアメリカ軍による日本軍の評価について - Togetter 今の会社の上層部にも当てはまりませんか?
*2:現在の外国人研修制度が、名目だけで事実上、最低賃金以下で働かせる労働力搾取の温床となっているのは暗黙の了解になってしまっています、故に研修中にこんなんじゃなかった、もしくは確信犯で逃亡して行方不明になる人が後を絶ちません… つぶやき一覧 | 留学生、借金返せず不法残留 | mixiニュース では、日本人の経営者がそのような現状で、外国人労働者を受け入れたらどうなるか… そのうち日本国内で暴動や反乱がおきてもおかしくありません、その時、襲撃されるのは、その経営者ではなく、身近なスーパーやコンビニ、隣人となるのが恐ろしい所です ※自覚がある経営者はあらかじめ防衛手段を講じているため この時経営者は、外国人労働者の責任として、自分の責任は認めず、外国人労働者を受け入れた国の責任だと主張するでしょう… どちらにしろ、被害を受けた隣人の心の痛みは癒える事はありません
*3:何故わざわざアメリカが日本が攻められたら、アメリカを日本は助けに来ないのに助けに行かなければならないのか? 日本人は当たり前に受け止めていますが、アメリカ人から考えれば至極当然な疑問ですよね、中国は一方的にアジアは中国の領域、それ以外はアメリカの領域で世界を二分しようと持ち掛けています、今のところトランプは突っぱねていますが、空母が量産された未来では、いつアメリカが梯子を外すかわかりません、密約に従って日本を見捨てるシナリオもアメリカの選択肢のカードの中にあったとしても不思議ではありません
*4:歴史的に見るなら、ローマが滅んだ遠因が移民対策の管理対策の失敗=同民族の集落と認め、事実上の自治を黙認した為、内部に異民族の国が出来て内乱を誘発して国力が衰退、ローマは滅亡しました… いずれ自分たちの国を無くす選択を目先の利益で選び日本を崩壊させる事になるかもしれません まさか自分たちが結果的に傾国の売国奴になるとは彼らも思ってもいないでしょう、そんな悠長な事を言って自分の会社がつぶれてしまったら困るので国の行く末なんて先の事は考えている余裕がないのも事実ですし それぞれの立場と目先の利益優先で未来予想図の軽視から日本の少子高齢化はここまで先送りされたという事を見れば、この先の政治もどのような未来を迎えるかはおのずと見えてくるでしょう
*5:人の心理の浅はかさで、人は未然に防ぐ為の多大な予算消費を、『税金の無駄遣いと』いい、災害が問題が起きてからそれ以上の多大な予算消費で復旧する事を称賛し、政治家を評価します、これに慣れ切ってしまった政治家は、結局状況が批判されるまで『票にならないので』放置し、自分の利益になる箱物行政や、増税に終始し、事態が深刻化して初めて対処を始める為大抵は予防にかける予算よりも膨大に費用がかかります、でも、そうしないと評価されないので評価されない事はわざわざやらない『税金の無駄遣いと言われ次回の選挙で落選したくはない』のです、つまり目先の利益だけを追い求めて長期的視野を持てない国民こそが衆愚政治の原因であるという民主政治の致命的な問題点がそこにはあります… まぁ、だから政治家は国民は愚かだと自分もその一人ではあるんですが、国民を軽視する事になってくんですけどね… 一番信頼されていないのは政治家と総理は言いましたが、これは裏を返せば、そんな政治家しか選出できない国民はあまりに愚かであるという事でもあるので、その点はしっかりと踏まえて国政を注視していなければどこまでも国民不在で国政は進んでいきます… まぁ、船頭が多ければ大抵は船は座礁しますけどね…。
*6:日本人は、太平洋戦争での蛮行も、進駐軍の蛮行も共に恥として語りません(例外的に死ぬ前に墓場に持っていくには辛いため最後に記録に残す例もありますし、稀に武勇伝と語る方もまたおりますが…)、多くの太平洋従軍の方々が口を閉ざすのは様々な意味があります…同時に進駐軍の蛮行もまた多くが語られず葬られていますし、満州での虐殺の当事者も殆どが語られていません、ドイツが陥落時のロシア兵の蛮行の記録は多数残っていますが、当事者に関しては多くのドイツ人が口を噤みます、韓国人は逆に自分が如何に国や歴史の犠牲になったか訴える事で保障や賠償を求める国民性の為、いまだに大使館前に慰安婦像が立つことになりますが、これは同じ事象ではないにしろ、それぞれの人の在り方の一つです