もともとゲームシステムの運営については、J・R・Rトールキンが仮想言語の創造から世界構築に至ったように、参加者の自由な行動で組みあがる世界観(おそらくそれは多くの部分が、参加者同士によって淘汰され最終的には人故の限界部分に納まるだろうとは予想していました)というものがどのように組みあがるか、その辺に興味がありましたので、一部ライフスタイルとして運営していました。
創作や小説が作り手がすべて担えるのと違い、参加者が自由に手を伸ばし破壊できるという事はかなりの枷であり、同時に一人の頭脳では決して作り出せない自由な発想を参加者分持てるという事でもあります(そしてそれが大人数である程にそれぞれの行動で牽制し合い一定の枠内に収まるか逸脱による世界崩壊かどちらかになるとは思っていましたが…)
苦労は多かったと思いますが、面白い作品を皆さんが作り上げて貰えたと思いますし、おそらく再びやればまったく違うものに毎回なるであろうとは思える結果が見えてきました。
…本当は最終的にそのデータをゲームデータに落とし込んでランダムである程度のシナリオを叩き出すシステムまで至るのが目標でしたが、ちと体力的にそこまでは難しそうです。
作業支援AIを購入できる時代までは生きていないだろうしなぁ…というのが残念なところですが。*1
(あと数十年くらいで出そうな気がします…出たらある種、産業…情報革命かもしれませんけど*2)
ただ、この数年含めて技術の進歩は本当に進んでいますから、それが採算にあうようなものであれば、未来にはまた別の冒険がまっているのかもしれませんね。
(とりあえず、MODの組み合わせで、ほぼ自分の望んだ冒険世界に入り浸れるようにまではなりました…これでVR(仮想現実)レベルで遊べるまで進化してほしいかな…一応、3D+ヘッドディスプレイでかなりのところまでは実現可能まではきたんですが… 後はキネクトとの連携でどこまでいけるか… いや、自分では採算合いませんからそこまで完璧に構築はしませんけど…かなり面白いところまではできそうなところまではきてます)
Skyrim Motion Sensitive Gaming with the Mad Genius Motion Capture System - YouTube
Skyrim Kinect - YouTube
人工知能 - Wikipedia
そもそも人間の脳と情報蓄積はどのように行われているかという部分を処理速度とコストが補完できればいずれは到達する領域ですけども、人間のDNA解析と同様神の領域に到達するとこの先何を見る事ができるのでしょうか…興味深いけどこの目で見る事はないのかなぁ…。
だんだん未来が展望と共に享受できる世界の結果から、予測できるけど自分が生きているうちには見ることのできない技術の成果に見えてくるのもまた、歳をとったということなのでしょうか…。*3
*1:SAOのカーディナルシステムのような、自動抽出、自動設定でリアルなシナリオなんて出来たらそりゃすごいですが…現状、ランダムシナリオ、ダンジョンでは整合性が取れないからその辺の辻褄あわせ、整合を取る部分ができるようになるとすごいんですがね…
*2:もう少しすると機械の処理能力が人間の脳を越えるので、超えた処理速度+コストダウン+経験の蓄積=支援AIくらいにはなってくれるのではないかと思います これが、極端に学習速度が人間を超えれば新種族とまでいけるのかもしれませんが、もうそれを見る頃には生きていないだろう
*3:たぶん、車が空を飛んだりする未来はまだ先だろう※技術的にはセスナを自動車として走らせる技術だけは既にある(笑)