裏方ほどおいしい仕事はない! - 情報考学 Passion For The Future
まず大切なのは人の置かれた立場でその人の感情を想像し、社長や社員の課題意識を明解な言葉にすること。事務局の仕事はコンサルタントの仕事と本質的に近いものだと述べられている。
事務局自体には権限がないわけだから、人を心で動かさざるをえない。人を動かすには北風よりも太陽だ。著者はこういう。目立たない雪かき仕事を進んでするような人になれ →30分くらいでやれる仕事でも相当感謝されるものだ →実は目立たない仕事をしている人ほど目立つものだ、と、性善説と確信犯を掛け合わせたような実践的なノウハウが論じられている。
・「説得して向かわせるのではなく、そちらに向かってしまうような状況をつくっておく」
・「意思決定者に花を持たせる」
・「置き石、水やり、待ち伏せ」
・事務局力は、効果的な「立ち位置をとること(ポジショニング)」がすべて
目的化せずに無意識にやれるようになってくると、上に立つ人としては動いてもらいやすい環境に、これを意図しているのがあからさまだと逆にギクシャクしてくる。
でもフリーライドをあからさまに求めてくる相手にうまく対応するのはそれなりに大変
結局、何をやっても見ている人はきちんとその行動を見ている。(管理側に寄せられる様々な声を聞くとほんとそう思う、その立場で同じ状況でも受け取り方はかなり違うけど)
…見てない人は自分の事だけ見ている人もいるから万人に通用はしない、人数が増えてくる程動いてくれる人ってのが増えてくる、だから小卓での効用はなんとも…サークルクラスでは生きてくる。