http://razeru.blog.ocn.ne.jp/banzaiattack/2006/11/post_23ab.html
オンラインセッションを含めて、多くの回線でつながっているのみの間柄の場合、それは、2chの延長線上の付き合いを求める人もいれば、現実側の延長線上の付き合いを求める人も居ます。
オンラインでの環境は、そのネットワークの特性上、参加者側の内部事情は明かさず、ゲームに打ち込みたいという意識の方もまた多いように感じます。
対人プレイヤー要素を除いて、キャラクター、ゲーム要素のみを前面に打ち出した場合、匿名と同じく場が荒れてしまう場合も往々にあります。
つまり、相手を自分の為のゲームの駒として捉えている相手は、自分に対して自分の望まないゲーム状況を要求してくる事を容認できませんし、そのような状況が起きれば回線を切ればいい、リセットすればいいという思考の方が少なからずいます。
これは、そのジャンル、状況に応じて一定の確率で出会いますし、また、そのような方は常に流動する為(同じ場所にその行動故に居ることができない)常に実際の数よりも目立ってしまい、印象としては相当数居るように感じてしまいますが、実際には感じる人数よりは、実数はそれほど多い数ではないのでは?とも思います。*1
求めているのはゲームや自分が楽しむ事であり、他人の楽しむ事や他人と一緒に遊ぶという意識はそれ程重要視しない。
そういう傾向は、ゲームのジャンルにもよるでしょうが、動向を見る限り傾向としては増えているとは思います。*2
ただ、非常識とは、その常識と考えるルールを守る人が、守らない人を見て感じる部分の為、一歩相手の常識の立場に踏む込むと、注意してくる人の方が非常識と相手は捉えている場合も往々にしてあります。*3
自分の常識が正しいのかどうかは、場所によっても変わってきますが、その場で話し合い、ルールを決め、皆が理解できるように努めない限り、このようなトラブルはなくならないというかむしろ、増えていくのではないでしょうか?
自分の常識やマナーが通用しないものに成り果てている場所や相手と接する機会や状況はこの先増えていくと考えておいたほうが、悲しい事かもしれませんが、トラブルを拡大させない為には必要になってくるのかもしれません。
でも、実際は、そんなに多い数ではないと思うのですけどね。
*1:なお、この非常識という感覚は、従来ネットを繋いでいた人からの声が多く聞こえるように思います、まず、最近繋いでいる人は、この惨状がネットの普段の姿として入ってきますし、そのような感覚は起こりにくい点(今の状況が普通という認識、勿論、極端な行動は当然彼らも非常識と感じたり、逆に過去のルールやマナーが非常識という認識もありえます)、また、ネットへの接続できる層の広がりと、同時に接続が出来る時間、媒体の広がりにも変化が生じているという部分もあります。つまり、インターネットが研究機関での学者や研究者達だけの時代から、パソコンが普及した時期、そして携帯を含めたネット接続の広がりと使用者層のネットへの参加分布、そのような年齢層の広がりにも影響される部分があると思います、また、その辺りを規制したり、参加層・ターゲット層を絞ったりしている場所などは、それに応じた反応の違いもあるようにも思えます。
*2:統計や資料提示はできませんが数千名のサンプルから考える限りでは、※但しこれは自サイトの参加者の動向を示すものではありません、サンプル抽出は様々な場所で行った累計からの推測に過ぎません
*3:注意した方が、相手に逆切れされたら、そりゃびっくりでしょうけれど、常識も相手と場所によって違ってくる為、この常識の意識の差は、最初から意識の差が存在するものとして捉えておかないと、暗黙の了解で突き進んでトラブルが拡大する可能性も高いです。