2006-09-08
2006-09-30
情報は与えすぎるくらい*1で丁度良いという声もまたあります。その位でプレイヤーが辿りつくのに丁度良い(GMが思っている程、その結論には至らない)という事ですが、それも見越して情報管制できるのならば、それは醍醐味なのかもしれません。
*1:答えを知っている人と、答えに辿り着こうとする人の情報量と思考は大きく違います、より回答側の視点・思考に立てる人程、精度は高いでしょうが、相手と完全に同じ思考をするわけではないですから(相手の思考基準を知っている程精度は高くなるでしょう、その補正分をフォローとして多めに与えた方が正解に辿り着きやすいのでしょう、結局答えに辿り着かずにネタばらしよりは、その参加者に解き明かしてもらう過程を楽しみたいのでしょうから、その加減と調整こそ、GMとしての真骨頂と言えるかもしれません。答えを知っている側が、答えを知らない側との思考と情報の差を理解して調整しておかなければ、望みどおりの結果を得る事は難しいでしょう、その双方の思考と情報格差の剥離が多い程、回答側は無理に誘導される意識を感じる事になるかもしれません。本当に手馴れたGM及びプレイヤーは双方、相手に気取られる事なく(あるいは双方納得の上で)双方が相手の意図を読み取り相手の求めている状況への手がかりを不自然なく提示します。これができる状況下での展開は恐ろしく変化に満ちていて尚且つ収束する事ができる時間と空間になります。そして重要なのは、この状況は相手に求めるものではなく、お互いが提示していくものであるという点です※筆者がこれができるという意味ではありません