四月もなんとか乗り切れそうですが、進学・転居・就職等、慌しさに追われる方もいらっしゃると思いますが、この時期は特に長期参加された方も環境の変化で参加を終了や一時休止される方も出る時期です。
現実側が大切ですので無理なさらずと常日頃伝えておりますので、状況を見て選択していただけると思っています。
落ち着いたら、GMが尻尾を巻いて逃走していない限り、ここにきっとありますので*1、その時帰ってこれる場所であればと思います。
自ブックマークとして、ゲーム資料の保管場所としてのここも閲覧される方もいらっしゃるようで、もし、自分以外にお役に立っているのであれば嬉しい所ですが、基本的には目的は自分と参加者に宛てたものです。
ですので運営と参加者に宛てた運営上のトラブル回避参考資料の様相を見せているのはそういう事でもあります。
「如何にゲーム内で『周囲を楽しませ、自分も楽しむか』その手段の手掛かり」として、いろいろ探し、そして自分も参考にしようと探しているものです。
世の中には沢山の人がおり、そして千名以上がキャンペーンの各ゲーム内で様々に活躍しそれぞれの物語と冒険を生み出してきました。
それは皆さんが集まったからこそできる偶然とそれぞれの参加者の行動からできる、恐らく二度と同じ事には狙っても出来ない冒険の歴史です。
その時、そのキャラクター達とプレイヤーが居たからこそ描けた物語でもあるからです。
そして、そうやって楽しんで頂けた方がGMも嬉しいですし、本来の作業に取り掛かる事ができます。
ジークス島戦記フォスロード伝説 デザイナーズ・ノートでも、書く事がありますが、参加者のトラブルや不正対策に割く時間があれば、その部分を皆さんと楽しめる部分に限られた時間の枠をそちらに割きたいと思っています。
また、GMは一人しかおりませんし、その状況で150名以上の参加者と対応する処理を行う事は神業に近いのも確かです、通常の50倍以上の高負荷でGMをするのは非常に興味深い経験ですが、自動化とシステムのフォローと試行錯誤、そして『参加者皆さんの力を借りて』運営させて頂いているのも事実です。
ころんでもタダでは起きたくないGMの事、起きた状況を楽しんでしまいますが、皆さんの協力もまた必要です。
そして、同時に無理な部分はスッパリ諦めている部分もあります。
GM一人では対応しきれない周囲との会話や交流を拒絶する完全なゲーム思考の参加者と交流軽視の参加者に関しましては、誠に申し訳ありませんが、ゲーム登録時点で弾かせて頂いております。
未だ未熟なGM故ですが、ルールやガイドを読んでも方法を見出せず、一から交流と挨拶の仕方からお教えする事はもはや対応仕切れない事をバランスに組み込まざるおえませんでした。
その意味で万人に扉を開いているゲームとはとても申し上げる事はできません。
何が出来て何処まで拡張し、プレイヤーを楽しませる事が可能なのか、未だ未知数な部分があります。
それでもなお、お付き合い頂ける方には本当に感謝に尽きません、そして、多くのお手伝いを自主的に行っていただける皆さんがいるからこそ、運営が成り立っている部分もまたあります。
システムの負荷を鑑みて参加人数の拡張はほぼ限界ですが、その中で参加希望者を定員で弾いてしまわない幽霊削除枠や、オーディションチェック等、ゲームを参加希望される方からは非常に敷居が高いとのお叱りもまた受けるチェック体制でもあります。
未然にトラブルを防ぐ為に、トラブルとなりうるかどうかを実際にプレイヤー本人と共に遊んで理解してもらうという仕組みは、非常に傲慢であるとも思っています。
コミュニケーションとすり合わせ、住み分けをこのような形で展開する事となったのは、千人以上の登録希望者の全ての要望を際限なく受け入れる事ができないGMの未熟さ故の事だとも思います。
この世の中には千人以上を同時処理される方もいらっしゃいますが、私にはそこまでは至りませんし、同時にこのゲームに全時間を割く事は出来ません。
あくまでこれは、私の幾つかの趣味のひとつに過ぎないのですから。
そして、同時に運営する以上、それでもなお限られた条件の中で楽しんでいただける場所を提供できれば、そしてその過程をGM自身も楽しむ事ができたらと想い運営しております。
参加される事で確実に『楽しさを提供される場所ではありません』ですが、共に楽しんでいこうと思われる方達が集まる場所であってほしいと願い運営してもいます。
ここに語る言葉が全て事実であるかどうかはわかりません、また、発信者それぞれの様々な思いもあれば、受け取るプレイヤーによっては納得しかねる言葉もまたあると思います。
様々な考えがあり、そして、それでなお、その中で楽しむ方法を模索し続けているのが現状です。
まず遊ぶ上で最初に思い浮かべて頂きたいのが『周囲を楽しませる事で自分も楽しむ』*2という事です。それが可能であれば、皆が楽しむ事が可能です。
理想論ですが、その為には、相手がどう思うかを知る事もまた必要となるかも知れません。
自分の楽しみを抑える事は楽しめない事につながると思われる方もいらっしゃると思います。
周囲を楽しませ、そして自分も楽しめる方法の模索、抑え我慢する事ではなく、共に楽しむその方法をこれから見つけていければと思っております。
皆と楽しむ、その方法はひとつではありません、そして、それぞれのやり方があると思います。
振り返り、共有した時間が楽しい時間であったと後日語れるような仕組みを作り出すことが出来れば、そしてそれを見る機会が頂ければそれに勝る喜びはありません。
そして、そうある為に、参加者皆さんの理解とご協力をお願いいたします。
未だ試行錯誤の途中であり、参加者、参加希望者の皆様には多大なご迷惑をかけますが、それでも「しょーがないなぁ」と、生暖かい目で見守って頂ける皆さんと共に、皆さんと歩むことで見える歴史のその先を見て行きたいと思うのです。
*1:移転していたときは、まぁ探してください、大体の検索でひっかかる筈です
*2:本来であれば、皆でわいわいと楽しむ自分と相手の立場は等位置であるとGMも考えます、ですが、ここでは敢えて相手を楽しませる事を上に持ってきています。自分も相手も共に楽しくが基本ですが、無意識な楽しさの基準は自分を基準とする事が多い為、『相手に目を向ける』という意味合いを強く強調する上で、周囲(相手)を楽しませるという意識を提案しています。自分が楽しめる場所は、自分しか楽しめない場所になる可能性はありますが、皆が楽しめる場所は、自分自身も楽しめる場所になるのではないかな、という意識を持っていただければと敢えて相手を上に持ってきています、これはホストになれと言う意味ではありません、まず、相手に目を向け、相手がどう考えるかと意識も持って欲しい部分の提示でもあります、これが行われる場所は本当にトラブルが少ないのです。