最近思うのは、いろんな状況の対応例としてBlogで他人のプレイを知るという事は多くのGMやPLの経験になるんじゃないかと。
過去、身内でのサークルやコンベンションなどで起こった事への質疑応答はサイトなどで話し合われていたけれど、Blogによって個々に発信できることで、従来発信していなかった人の声も本当に多くの事を聞くことが出来る。
そこから何を得るかは人それぞれだし、それは実際にゲームから学ぶ事も同じ。
使えるテクニックとして学ぶも、反面教師としても学ぶもそれは見る人次第。
そして、従来話されるベテランの話以外にもBlogでは、その設置のしやすさから本当にはじめたばかりの不安と興奮や、ゲーム途中の挫折や嫌なこと、こういう目にあった、これが好き、これが嫌い、何故TRPGを止める事になったのかetcetc本当に様々な事がBlogに描かれる。*1
勿論、個人情報として書けない部分や内容の幾つかは偏向されているとしても、Blogとして気軽に設置し発信できる事は従来目にできなかったあるいはBBSに書き込めば、初心者ゆえに叩かれていたような声も耳に出来るのは興味深いと思う。
例えば本が非常に重要なのは、書いてある内容も重要だけれども、そこに書かれている事を読むことで、『過去の人やその場に居ない人の知恵やノウハウや知識を本から得られること』、Blogに当てはめれば、勿論、実際に遊ぶ事も本当に重要で書かれている事がすべて使えるわけではないけれど、実際にゲームをしないと得られない事を、Blogの様々な人の言葉で吸収する事が出来るのは、新しい学び方になるかもしれない。
本を沢山読むこと、これをGMに薦めるマスター講座は多い、それは物語を真似するという意味もあるかもしれないけれど、本から様々な事を得られるからだとも思う。
ある程度冊数が増えてくると、起承転結や、話の盛り上げ方、伏線の張り方、謎の展開の仕方、様々に学べると思う。
ただ、小説と同じ事をプレイヤーに求める間違いを経験する事で、同時に学べる事もあると思う。
プレイヤーもマスターも何を求めているのか、そしてその求めているものが如何に多種多様であるかを、Blogを見ると判ると思う。
で、そこから、どのようなマスターやプレイヤーをするかも、自分次第だとも思う。
Blogは従来なかった以前なら情報発信することのなかったプレイヤーやマスターの声を拾えるという興味深いツールなんじゃないかなと思います。
*1:情報発信である事を忘れると、それが匿名でないゆえに致命的な問題を全国に発表することにもなるんだけど