常識と普通という言葉は、場所によっては非常識や異常である場合があります。
郷に入れば郷に従え、場の雰囲気を読むという言葉もありますが、ひとつの小集団での決め事やその中での常識や普通は、大集団の中では異常であること、また、大集団の中で異常であっても、小集団(あるいは個人)の中では常識や普通の事があります。
何かを異常だ、常識だ、普通だ、そのやりかたは間違っているなどと断言してしまう側が、位置が違えば状況も発言の評価も変わってしまう場合もあります。
このような状態の場合の常識や普通、スタンダードの言葉は、『その場所と立ち位置』を理解して使わないと、トラブルの元となります。
そして、決め付ける場合、大抵交渉事は荒れます。
心理的に非常識や普通じゃないといわれて素直に受け入れる度量の広い人は少ないものです。
言葉ひとつであっても、それを読み取る側の心理で大きく変化します。
(特に相手の言葉を悪意を持って読み取りたい相手に対しては特にそれは顕著です)
当たり前、正論ゆえに耳に痛い、わかっているからこそ受け入れられないというものもあります。
論争とならない様に、相手に受け入れやすい提案へと導くことが非常に重要となる局面はコミュニケーションにおいて多々あると思います。(それでも受け入れられない決裂する場合もまたあるでしょうけれども)
無意識に、貴方は常識がない普通じゃないと突きつけない事を必要とする場合もあると思います。
相手と仲良くしたくない場合は決め付けてしまってもいいやと思う場合もあるかも知れませんが、どこで再び出会うことがあるかも知れない相手である場合、あるいは決め付けて論争や論破に勝利したとしても、どこでそれが回りまわってくるかわからないものです。
ましてや、その場面に出くわした周囲もかなり気まずい状況にもなってしまいます。
常識、普通という言葉を使う場合は、使う場所によっては非常識に受け取られたり、発言自体が非常識と受け取られることにもなりかねないので慎重に使う必要がある場合もありますのでご注意を・・。(どのような言葉でもそれは言えますが)
ローカルルールや小さな場の常識を、大きな場に持ち込むと非常識となったり、大きな場の常識を持ち込んで小さな場の雰囲気を崩したりいろいろな状況に柔軟に対応できるには、その周囲の状況をきちんと把握する『場の雰囲気を読みつつ同時に自分の位置をきちんと把握する』事が求められるんですけど・・あまり気にしすぎると今度は発言できなくなってしまうんですよね・・・。
あたりまえの話をしているかもしれません・・・が、そのあたりまえって言葉だけでも、面白くない人が出てしまうものなのです。
常識や普通の基準が不変の物ではなく、場所によってはひっくり返ってしまう事を踏まえて使う注意が必要です。
常識という言葉を無意識に使う前に、何が正しいのか自分で考え判断し、周囲と照らし合わせることもまた必要です。自分の常識が絶対であることはないと思う必要もあると思います。
今書いている、この話だって人によっては非常識なのかもしれません。
自分の意思を正しく伝えることは意外と難しいものだったりします。
・・と、同時に小集団(あるいは個人)の常識が時として異常であることもあるという認識を忘れると・・恐ろしい事になる場合もありますね。
なお、ネット内の一部ジャンルでは更に過酷な状況のようでもある(ただ、それを見てどう考えるかは個々の判断だろう)GMも含めて自分は大丈夫と思う人が一番やばいです
常識の基準は様々ですが・・・TRPGプレイヤーの人は痛い人が『普通の人』より多いという『常識』を別の場所で聞くことがあったのですが皆さんはどう感じますでしょうか?
過去、参加者同士で、個々の常識や認識の違いによりトラブルとなり、他の参加者を巻き込んで削除対応となったプレイヤーは実際いらっしゃいます。
その兆候があるからといっていきなり削除することもできず、状況がGMの削除基準となるまでに無関係の数名の参加者を巻き込みました。
本人の問題で削除となるのはともかく、巻き込まれた参加者には関わったという事で巻き込まれた事が理由でゲームを去られる事となった事を今も申し訳なく思っています。
それ以来、従来より審査制度は厳しくなりましたが、同時に弊害は共にあるとも思っています。
同時に、このようなコメントを書くと『問題ない範囲の人が自分のことかと心配してしまい、本来、その事を気にかけねばならない人は大丈夫と判断してしまう』傾向もまたあります。
最終的には本人の自覚の問題となってしまうのですが、喧嘩したくてゲームに参加される人はいないと思いたいのですが・・・。世の中には本当に様々な人がいるのは確かです。
管理人や参加者の声として肝に銘じないと時として自分では問題ないとやっている事が周囲の非常識である場合もまたあるかもしれません。
(全管理者が内心、こう思っているとは思わなくていいですが、トラブルに巻き込まれている管理人や主催者、GMなどはこう思っているかもしれませんよ?)
基本的にいつも笑顔で接しているGMですが、本人に罪のない状況で参加者が困っているような状況に追いやられる場合は、怖い管理者を演じる必要も時にはあると思います。
自分が他サイトやサークルなどに行くときに、無意識にやっている事が相手主催者や管理人にどう思われているか、親しくなるまではあまり注意はいきなりはされにくいものです。
遠まわしに言われる事に気づけないと、突然、『参加はご遠慮ください』となる場合もあるかもしれません。
これからオンラインセッションでの参加も増えていくと思われますが、主催者側や相手プレイヤーが常に正しいわけでもありませんが、同時に、その中でうまくやっていくスキルは同時に必要だとも思います。
それは相手に対して我慢することではないと思います、いかにスムーズに相手に自分の意思を正しく伝えつつ相手の心象を傷つけないか。
TRPGがPLレベルで喧嘩してしまっては何の為にゲームをしているのかわかりません。
また、自分が楽しむ為だけに暴走すると周囲とのトラブルにいたることもありますので、最低限の配慮もまた必要だとも思います。
過去にもいろいろ皆、考えているんだなぁ・・・ - ジークス島戦記ロストクロニクル
私は周囲にはいい人ばっかりだと声高に叫・・・べるといいなぁ。(トーンが下がる)