ジークス島戦記ロストクロニクル

最近は軍事や時事関連多いですが、別の世界線の話と言うことになってるので本気になさらず(念のため ※TRPG用資料で判定処理の為)

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  ジークス島戦記ロストクロニクルって?

 SOS2(スクリプトオブサーガ)というブラウザRPGを、『時間が合わない、時間が取れない、メンバーがいない』等、TRPGを遊ぶになかなか条件がそろわない人、そして、TRPGって何?という方まで、

『冒険者になりきって冒険世界を楽しもう!』という趣旨で展開されるファンタジーRPGシステムです。 ALFRED-SYSTEM自体は、その時代の可能なメディアでファンタジー世界を構築して楽しもうという趣旨で運営されるゲームシステムです。  ジークス島戦記自体は、多くの媒体で遊ばれましたが、CGIで運営されるのが、ロストクロニクルとなります。

参加料金はありません、『他の参加者と協調して楽しむ事ができる事が参加資格』、
趣味で運営しておりますので、同じ卓に集まった仲間とわいわいやれる場所を提供できればいいなと思っております。

もちろん、遊ぶにはお互いが楽しむ為の礼儀やマナーは身につけてね? ジークス島戦記ロストクロニクル

このページは、ゲームシステムの調整報告や、デザインの参考の為のリンクや情報を集積・分類しておく為のページとして運用されておりBlogとして機能しておりません。 GM本人の雑文やプレイヤーに宛てた情報などが含まれます。 ※ご注意 このモードはGMの備忘録モードです。 参加者に宛てたフォーマットや連絡事項は、
こちら 参加者用連絡事項 です。


参加者用連絡事項INDEXモード です。 追加カテゴリ  TRPG   RPG   PC です。

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確定描写が嫌われる理由。

まず、確定描写とはどういうものかと説明しておきます。

 交流の際に、自分以外の行動や発言を、『自分が描写して相手の行動を決定してしまうことです。』

 これは受け取った相手は、通常、その内容次第では怒ります。

 高等テクニックとして、相手は『確定返し』という、相手の描写を無視して、自分の描写を書き直して返してくる場合もありますが、その時点でも大抵、相手はその確定行為に対して良い感情を持っていない事が殆どです。

 それぞれの参加者は、自分の発言や行動を『自分の能力とその能力で成功する可能性の範囲まで』しか描写できません。そして、相手の行動を制限する能力を自分が持っていたとしても、それが絶対的優位状況でも相手の行動を確定する事は控えましょう。(かならず、回避できる手段は用意すべきです、また自分の描写も自分の能力以上の自分の能力の過大評価は止めましょう。もし、自分の能力の評価を受けたい場合は、アクション投稿をしてください、GMはその状況に対して、どの程度の能力があるか判定致します。)


 例:自PCが酒場で、相手PCに告白し、相手PCにOKの台詞を言わせ、カップルを成立させる。

 ・・・これをされると、現実で、勝手に恋人にさせられてしまったのと同様の嫌悪感を相手PLは感じる事になるでしょう。
 また、この様な描写を受けた相手も、相手のミスですが、『喧嘩腰にならないように状況を修正してください』誰でもミスはありますし、また、その辺りのルールを知らない場合もあります。
 
 (なお、初心者という言葉は免罪符になりません、『ルールやガイドを私はよんでません』という証明になりますのでご注意を!)

 なお、GMは、話の展開の描写として『相手が話しの中で途中に行った台詞や描写は自分の話に盛り込んでもよい』と考えています。

 相手PC:「 xxxが僕は好きなんだ。」と自PCに静かに手紙をテーブルに置きそれを自PCの前に差し出した。
 自PC: えっ? 自PCは、手紙を取ると、開きながら、相手PCの「 xxxが僕は好きなんだ。」という意味を考えながら読み始めた。


 これは、自然に見えますが、微妙に幾つか確定描写が入っています。相手の台詞を引用しているのと、手紙を入手しています。ですがこの場合は相手の意志は手紙を読んで欲しいと受け取れますから許容範囲だと思います。
 もし、手紙をあなたの前に差し出さなければ、手紙を勝手に読むべきかどうかは微妙な所なのです。
 もし、手紙をテーブルに置いた際に、その描写が、相手PCが自ら読むために手紙を置いたんだったら、それは、「盗み読み」描写となり、次の描写は変わってしまいます。

 相手PC:「 xxxが僕は好きなんだ。」と静かに手紙をテーブルに置きその手神を読み始めようとする。
 自PC: えっ? 自PCは、手紙を取ると、開きながら、相手PCの「 xxxが僕は好きなんだ。」という意味を考えながら手紙を読み始めた。
 相手PC:「おいっ!! 何で勝手に手紙を読むんだよ! それは俺宛の手紙だろ!?」、自PCに怒りながら、相手PCは手紙を取り返そうとつかみかかろうとする。

 ・・・相手PCは自PCの行動を『やれやれ』と思いながら否定し、そしてその事態の収拾の為の描写を行っています『この時点では確定返しのような相手の行動を毛決定せず』、自PCに警告しつつ、状況が悪化していく事を警告しています。
 自PCの文章は同じでも相手PCの描写次第ではぜんぜん別の結果となるのです。
 (つまりは、場の流れという事です)
 もし、自PCがそれでも手紙を読もうとするなら、相手PLは強行手段に出るかもしれません。


 相手PC:「 xxxが僕は好きなんだ。」と静かに手紙をテーブルに置きその手神を読み始めようとする。
 自PC: えっ? 自PCは、手紙を取ると、開きながら、相手PCの「 xxxが僕は好きなんだ。」という意味を考えながら手紙を読み始めた。
 相手PC:「おいっ!! 何で勝手に手紙を読むんだよ! それは俺宛の手紙だろ!?」、自PCに怒りながら、相手PCは手紙を自PCからひったくると、手紙を自分の懐にしまった。

 ・・・相手PCは『確定返し』をして、この一件はあなたと話をする事はしないと宣言しています、同時に、あなたの行動も決められて「手紙をひったくられそれを成功された事にされています」、双方あまり良い状態ではなく、こうなると、どちらが先にやったかの水掛け論になり険悪になってしまう事もあります。
 確定返しは、高度ですが相手の行動を否定するので険悪になりがちですので、そうなる以前に、双方、相手の意志は尊重しましょうね?

 楽しく遊ぶ為のゲームですので・・・。

 24時間GMが張り付いてジャッジするようなシステムではない為に、この選択があります。音楽でいう『セッション』に近いんじゃないかな?と思います。
 それぞれの楽器の自由な音を相手と合わせて奏でていく・・。
 そこにはお互いの音にあわせたそれぞれの主張も盛り込めますが、常に相手を封じようとする音で押さえ込んでしまえば、出来上がる即興演奏は酷く歪なものとなるでしょう。
 そして、同じ事を繰り返せば、誰も一緒に曲を奏でようとする人が居なくなってしまいます。
 二人から大人数でもセッションは弾けます、そして人数が増える程音を合わせる技能は熟練とセンスを要するようになってきます。

 定められた楽譜を正確に吹く事も大切な事です、確かに熟練者程基礎を大切にしますし、その必要性と重要性を経験から痛感しています、そして未熟な人程、より高度な曲を奏でようとします、しかし、同時に、どれかひとつが正しくそれ以外の演奏方法を否定するのはどうでしょうか? 
 オーケストラの演奏者も、路上ライブの演奏者も音楽を愛する事では同じだと思います。
 (勿論、その目指すものは違うでしょう)
 ただ、だからといって、お互いが相手の演奏方法をけなしたり否定してはいけないと思います。
 おそらくお互いが罵り合うその姿は、音楽を愛する者にとってはどうでもいいこと、酷く滑稽な物に映ってしまうと思います。
 それぞれに良さがあると思いますし、お互いを認め合うことはできないのでしょうか?

 ちょっと、脱線しましたね。

 総論:確定描写は基本的に禁止、そして、相手が交流中に話した台詞や状況は引用してよいが相手の意志を尊重する。(商取引の描写などで、CGIで起きた結果なども引用可能でしょう、お金を支払った、受け取った、物を渡した、受け取った等、ただ、その際の台詞は、相手PCのものですから、自PCの発する台詞の範囲に収めましょう)

なお、ジークスはなり茶ではありませんが、その手法は参考になると思います。

 なりちゃ入門サイト
 茶禍除猫 http://blue.ribbon.to/~riya/4cc/