冒険者とは●●●であるとは、ごろつきとの違い、その行動の認識、自分達はそう思っていても人からはそう思われない刃物を振り回す危ない人達という認識を冒険世界の村人達は思ってます。
自分達では絶対できない(と思っている)魔物達と戦い、自分達から奪った財宝を取り返してくれる金で雇い力で解決してもらう用心棒的使い捨て捨て駒的存在・・それが冒険者です。
ただ、人はその中でも成功者だけを吟遊詩人で語るから、子供達は下積みを知らず夢見て人生を踏み外すんだろうなぁ・・ なんて 村人の子供Aを演じるGMはそう思うのでした。
・・脱線しましたはい。
100数十名の行動心理やプレイ心理などのテストも兼ねるので実験的にいろいろな機能を投入してみたりしますが、今回は『冒険者の鎧の汚れ』というあまり追求されない身近な問題に焦点を当てて見ました。
冒険者の服や鎧は汚れますし、そして体は冒険中に汗もかきますし、トイレにも行きます。(まぁ、そんな事まで描写したらゲームが進まないのでその辺りは「あるけど話には関係ないので描かない」ということです。)
武器や装備の磨耗は再現するけれど、汚れは再現するのは少ないのかもしれない。
もともと次期バージョンでは導入予定らしかったので、先行して投入してみました。
・・・結果。
「最近の冒険者は、現代日本の世情を反映して潔癖症な冒険者が多い」というデータが出ました。
高い料金を払って贅沢にお湯を沸かし入浴、汗をかいたら冒険より水浴びのできる場所を捜索・・・。
ボロボロの汚れた冒険者という予想を裏切り、どこか最近の小説の主人公のようないつでも身奇麗な勇者様達の姿がありました。 orz
想定した行動よりもあまりによく『洗う』ので、表示と判定を大幅修正しました。
でも、バランスとしてプレイヤー心理を考えての投入なので予想通りではあるのですが・・。
きっと「ファブ●ーズ」があれば、喜んで鎧に吹きかけている姿が見られると思います。
あぁ・・某MMORPGの聖水を思い出したな・・・。(笑)